(写真)発言する畑野君枝議員=5日、衆院憲法審
衆院憲法審査会が5日に開かれ、今後の議論のあり方について各党が意見を表明しました。自民党の新藤義孝議員は憲法9条に関する集中的な討議を進めることを主張。日本共産党の畑野君枝議員は、国民が改憲を求めていない中で、憲法審査会を動かすべきではないと述べ、憲法9条を現実の政治に生かすための議論こそ必要だと強調しました。
畑野氏は、米トランプ政権が、イランへの国際法違反の武力攻撃や、国際刑事裁判所の解体を狙った制裁など、戦後の国際秩序を根底から揺るがす暴挙を重ねている中で、「『力の支配』を掲げるアメリカにどう向き合うのかが問われている」と指摘。高市政権が日米同盟の強化を掲げ、アメリカの無法な行動を正面から批判せず、トランプ政権の要求に従って軍事費を増額し、生鮮ジャガイモの輸入解禁まで迫られていると指摘し、「あまりにもアメリカ一辺倒の従属的な姿勢でいいのか」と批判しました。
そのうえで、日本が世界の平和と安定に貢献するためにも「日本国憲法の原点に立ち返るべきだ」と強調。悲惨な侵略戦争の反省から日本国憲法は軍事力でなく徹底した外交努力によって紛争を解決するよう求めていると述べ、「この日本国憲法の精神が、いま世界中で求められている」と主張しました。

