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2026年11月5日

“憲法を生かす政治に”

参院憲法審 山添議員が表明

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(写真)意見表明する山添拓議員=4日、参院憲法審

 参院憲法審査会が4日開かれ、憲法に対する考え方について各党が意見を表明しました。日本共産党の山添拓議員は、高市早苗首相が大軍拡を進め、改憲をあおるもと「憲法守れ」の声が広がっていると強調。改憲を発議する審査会を動かす理由はないと述べ、憲法を生かす政治への転換に全力を尽くすと表明しました。

 高市首相は今国会の所信表明で、憲法審の活発な議論に強い期待を表明していました。山添氏は、公布80年を迎えた憲法の平和と民主主義の原則は、今も色あせず日本の進路を示し続けていると指摘。国民は改憲を優先課題としておらず「首相の号令に呼応するように議論を急ぐなどもってのほかだ」と批判しました。

 山添氏は、自民、日本維新の会、国民民主の3党が合意した衆院比例定数削減の問題に言及し、与党が議席占有率を高める定数削減で狙っているのは、医療費削減など暮らしの負担増に加え大軍拡と改憲だと強調。非核三原則の見直しや原子力潜水艦の保有まで議論する高市政権の空前の大軍拡は「もはや9条と両立しえない限界に達している」と批判し、だからこそ高市政権は改憲を急いでいると指摘しました。

 山添氏は、戦争の心配のない地域をつくるには「法の支配」の貫徹と「対話の外交」こそ必要だと述べ、いずれもないがしろにする高市政権を批判。日本による侵略戦争と植民地支配という歴史認識を示さず、憲法が掲げる不戦の誓いを明言できない首相には「日本の今と未来を委ねられない。改憲を語る資格はない」と訴えました。