(写真)県の担当者(右)に申し入れ書を提出する節木三千代県議=10月30日、大津市
滋賀県湖南市の茶釜川から国の暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)を超えるPFAS(有機フッ素化合物)が検出された問題で、県は10月30日、3回目となる調査結果を発表しました。
水質調査は9月10日に実施。4カ所の調査地点のうち、茶釜川橋において指針値の4倍となる200ナノグラム(最高値)が検出されるなど、3カ所で指針値を超えました。
県はこの間、茶釜川周辺の工場・事業場(61社)に対し、PFASの使用履歴に関するアンケートや立ち入り調査などを実施。事業場の排出水を自主的に測定した事業者から、県が公表した水質調査結果の値を超えてPFASが検出されたとの報告があったことも発表しました。
今年6月、最初に茶釜川のPFAS汚染に関して調査結果を発表した元大阪市立大学大学院教授の畑明郎さんは、排出水を自主的に測定した事業者について「県が事業者名とデータを明らかにすべきだ」と話しました。
日本共産党滋賀県議団は同日、PFAS汚染の実態を究明し、抜本的な緊急対策を実施するよう求める三日月大造知事宛ての申し入れ書を提出しました。

