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2026年10月30日

旧ソ連流の誤り 全面清算

志位議長 改定綱領案の特徴説明

 日本共産党の志位和夫議長は29日、党本部で記者会見し、党綱領一部改定案の特徴と意義について説明し、記者の質問に答えました。

 志位氏は、一部改定案の特徴として3点を挙げました。

 第一は、社会主義・共産主義の社会についてです。志位氏は、マルクスの理論を踏まえ、「社会主義・共産主義の社会の最大の特徴・目的は、人間の自由をあらゆる意味で豊かに保障し開花させることにある」と大きく打ち出したと説明。旧ソ連流の社会主義論の誤りを全面的に清算した画期的な内容になったと述べました。

 第二は、21世紀のいま、新しく解明が求められている問題にも、大胆に答える内容を盛り込んだことです。志位氏は、日本経済の行き詰まりの現状と打開の道、軍国主義の全面的復活の危険をはじめ、気候危機への対応、AI(人工知能)をどう捉えどう対応するか、性と生殖に関する健康と権利(SRHR)をどう考えるか、ケア労働をどう位置づけ労働条件をどう改善するかなど、現代社会が直面するさまざまな問題について、綱領のなかで踏み込んだ解明を行ったと説明しました。

 第三は、改定の対象を限定せず、綱領のすべての章を対象にしたことです。志位氏は、「綱領の全体を、現時点で考え得る最良の記述へと発展させる立場で作業を行った」と説明。今回の改定は一部改定ではあるものの、「綱領改定に準じる意義を持つものとなった」と強調しました。

 その上で、『改定綱領(案)パンフ』の内容に沿いながら、綱領第1~5章の改定部分を具体的に挙げ、それぞれについて解説しました。

 質疑応答では、記者から「今回の綱領改定を党勢拡大にどのようにつなげるか」「人類がAIを制御できなくなる破滅的な危険を明記した意義は」「日本共産党とは何かという自己規定を変えるような改定方向をどのように導き出したのか」などの質問が次々に出され、志位氏は一つひとつに回答。会見は約2時間にわたり、綱領改定の内容やその背景を巡って質疑が続きました。

 最後に志位氏は、全党の英知で改定案を練り上げて、日本政治を変え、世界に働きかけ、強く大きな党をつくる力にしていく決意を語りました。