(写真)要請する真下氏(右)=23日、北海道庁
日本共産党北海道議会議員団は23日、北海道新聞記者が「スパイ容疑」でロシア当局に拘束された問題を受け、鈴木直道知事あてに、記者の即時解放と一刻も早い帰国などに向け力を尽くすよう申し入れました。
真下紀子団長が、大矢邦博・総合政策部グローバル戦略推進監に要請書を渡しました。
要請書は▽拘束に厳重に抗議し、即時解放と早期帰国、人道的配慮、公平・公正な取り扱いを求める▽政府と連携し情報入手を行い、記者の家族への情報提供など道として力を尽くす―などを求めています。
真下氏は、今回の事件は「ジャーナリズムへの攻撃であり、民主主義を揺るがすものだ」と強調。2004年のイラク日本人人質事件で道民が海外で拘束された際には、当時の知事が「憤りを禁じ得ない」と、直ちに道の立場を表明し、翌日には副知事を外務省に派遣して対応に当たった一方、「今回の事件では、鈴木知事から記者の即時解放を求める発信がない。前回の経験を生かし道民を守るために力を尽くしてほしい」と訴えました。
大矢氏は外務省への問い合わせなど道の対応を説明。真下氏は「ご家族は大変な心痛だと思う。道としてできる限りの対応を」と重ねて求めました。

