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2026年10月24日

共産党常任活動家合葬追悼式

田中副委員長のあいさつ

 東京都八王子市の上川霊園で23日にあった「日本共産党常任活動家の墓」第41回合葬追悼式で、田中悠副委員長がおこなったあいさつは次の通りです。


写真

(写真)中央委員会を代表してあいさつする田中悠副委員長=23日、東京都八王子市

 「日本共産党常任活動家の墓」合葬追悼式にあたり、日本共産党中央委員会を代表してごあいさついたします。

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 中央委員会がこの八王子の上川霊園に墓碑を建立し、第一回の合葬追悼式をとりおこなったのは1986年でした。今年はそれから40年になります。

 墓石には、当時の宮本顕治議長の揮毫(きごう)により、『不屈の戦士ここに眠る』の碑文が刻まれています。このお墓には、小林多喜二、野呂栄太郎、市川正一など戦前の弾圧に倒れた同志たち、また、『日本共産党の百年』でその不屈の生涯が紹介された飯島喜美、高島満兎、田中サガヨ、伊藤千代子の4人の女性党員たちをはじめ、これまでに亡くなられた多数の全国の常任活動家の名が、銘板に刻まれ、納められています。

 今回の合葬追悼式では、先ほどお名前を紹介した197人の方々が新たに合葬されます。これまで合葬された方々と合わせて、合葬者は5888人となりました。任務と役割は違いますが、いずれも全国各地で日本共産党の旗をかかげ、国民の苦難軽減と希望ある未来のために、献身的にたたかいぬいてこられた方々です。

 昨年12月30日に亡くなった不破哲三前中央委員会議長も、今回の合葬者の一人です。3月25日に日本共産党としての葬儀をとりおこない、党内外の各界・各分野から約900人の方々が参列されました。また、国内外の多数の方々から弔電・メールをいただきました。不破前議長が、革命家として、党のリーダーとして、日本と世界の社会進歩の事業に多大な貢献をされたことに、深い尊敬の念とともに、その遺志を受け継ぐ決意を新たにする場となりました。私自身、民青同盟での学習においても、党の理論活動、国際活動にあたっても、不破前議長から多くの貴重な助言をいただいたことを、忘れることはできません。

 日本共産党の104年の歴史には、どんな曲折や困難があろうとも、平和、民主主義、人権、そして人間解放のために、知性と情熱を傾けつづけた一人ひとりの同志のたたかいが刻まれています。自らの幸福と社会進歩を重ねて生き抜いたその足跡は、党と日本社会の発展史と一体のものとして記録され、語り継がれることとなるでしょう。

 中央委員会を代表し、今日合葬された197人の方々に心から哀悼の意を表し、その生涯に深い敬意と感謝をささげます。

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 この合葬追悼式は、第30回党大会の成功へ、全党が力を注ぐ最中に開かれています。

 第30回党大会は、党綱領の一部改定をおこなう歴史的党大会となります。綱領一部改定案は、「社会主義・共産主義の社会の最大の特徴・目的は、人間の自由をあらゆる意味で豊かに開花させることにある」との命題を正面から押し出し、旧ソ連流の理論的誤りを全面的に清算し、マルクスの未来社会論の真の輝きを綱領の規定の中心にすえるものとなっています。自民党政治のゆきづまりの現状の告発と民主的改革の課題、ジェンダー平等の視点の徹底、気候危機、AI(人工知能)への対応、ケア労働など、日本と世界の熱い焦点となっている課題をどうとらえ、どう打開するかも、新たに明記されることとなります。

 党大会決議案は、綱領一部改定案をふまえて、内外情勢と党の政治的任務を示すとともに、党建設の歴史的発展段階を「理論的到達」「政治的到達」「組織的到達」の三つの角度から分析し、改定綱領(案)を力にして強く大きな党づくりを前進させ、党の新しい躍進をかちとる展望と方針を明らかにしています。

 大会議案に示された今日の党の到達点を見る時、私たちは、先人たちの幾多の苦闘と開拓の歴史を思い起こさずにはいられません。

 相手がどんな大国であれ、無法な干渉を許さず、日本の運動の進路は自分たちで決めるという自主独立の路線。

 マルクス、エンゲルスの革命家としての足跡をたどり、科学的社会主義の理論の刷新と発展をはかってきた理論的探求。

 国民の要求にこたえ、異常な「対米従属」「大企業中心主義」とたたかい、世界と日本の諸問題との切り結びのなかで発展させてきた綱領路線と政策活動。

 地域・職場・学園で活動する草の根の党支部と2100人の地方議員を擁し、「しんぶん赤旗」で協力・共同を広げ、国民に依拠した自前の財政で活動する党をつくりあげてきた組織づくりのたゆまぬ努力。

 これらの歴史的努力なくして、今日の党はありませんでした。本日合葬されるみなさんの奮闘が、いま活動する全国の同志の奮闘とともに、綱領一部改定案と党大会決議案に、生きたたたかいの結晶として息づいていることをご報告し、心からの敬意と感謝の気持ちをささげます。そして、みなさんの遺志を受け継ぎ、大会議案を全党討論によって練り上げ、新たな歴史の開拓者として奮闘する決意を表明するものです。

 私たちの直面する大仕事は、「第30回党大会成功・統一地方選挙勝利をめざす大運動」の課題をやりぬくことです。党勢の後退から前進への歴史的転換を果たして第30回党大会を成功させ、ひきつづく統一地方選挙で勝利する。次期国政選挙で反転攻勢をやりとげ、日本の未来をきりひらく。そのために全力をあげる決意です。

 最後に、合葬された故人と労苦をともにしつつ、励まし支えあってこられたご家族のみなさんのご苦労に、改めて感謝とお礼を申し上げます。ご遺族のみなさんが、悲しみを乗り越え、お元気で過ごされることを心から願い、ごあいさつといたします。