保育の無償化を公約に掲げて当選した米ニューヨーク市のマムダニ市長は19日、無償化が未実施の2歳児保育について、来秋から無償化枠を1万2000人分に拡大すると発表しました。1月の就任直後、今秋から2歳児2000人分の無償化から始めると明らかにしていました。
マムダニ氏は同日、ホークル州知事とともに記者会見し、州財政からの支援を受ける無償化計画は着実に前進していると表明。「ニューヨーク市の家族にとって、子どもを迎える喜びは、保育料を支払うことができるのか、仕事を辞めないといけないのか、この市から引っ越さなければならないのか、という恐ろしい疑問がつきまとった。本日、さらに1万の家族にその答えを示すことができた」とし、市内5区すべてで2歳児の無償枠が確保できることになったと述べました。
マムダニ氏によると、2歳児の保育料無償化で、1家庭あたり年間2万5000ドル(約394万円)の負担減になるといいます。
同市によると、9月から実施の2000人分の無償枠に対し、5700人の申し込みがあったといいます。同市長室の保育・幼児教育担当のエミー・リス事務局長は、「2歳児の無償化枠をさらに1万人拡大することは、すべての市民の保育無償化に向けた重要なステップだ」と語りました。
ニューヨーク市はすでに3~4歳児を対象にした無償の就学前教育を実施。同市は、質の高い保育の確保のため、保育事業者への支援も行っていくとしています。

