(写真)経産省の担当者から話を聞く岩渕氏=20日、参院議員会館
灯油価格の高騰をうけ、日本共産党の岩渕友参院議員は20日、冬場を前に早急な対策をとるよう政府へ要請しました。寒冷地の生活に欠かせない灯油の高騰は「命にかかわる重大な問題」だとして、負担の軽減策を求めました。
北海道消費者協会によると、中東情勢の影響などから道内の灯油の平均小売り価格は今年4月以降、1リットルあたり140円台と高止まりが続き、今月は過去最高の157円台へ高騰しています。同協会や北海道生活協同組合連合会、北海道知事らは今月、政府へ緊急要請を行い、灯油の安定確保を求めています。
岩渕氏は、灯油の高騰幅は昨年よりも大きく「北海道では、すでに大問題になっている。灯油は生活者だけでなく農業、病院、介護施設などでも欠かせない。まさに死活問題」だと述べました。
経済産業省資源エネルギー庁の担当者は、灯油の供給に偏りや流通の目詰まりが出た場合、石油元売り事業者から直接販売する「灯油直売スキーム」を新設したと話しました。
岩渕氏は、低所得世帯などが灯油を購入する際に市町村が助成をする「福祉灯油」事業を確実に実施するためには、国の財政支援の確保と拡充が必要だと強調しました。

