日本共産党第10回中央委員会総会で14日、志位和夫議長の行った党綱領一部改定案についての討論の結語、田村智子委員長の行った第30回党大会決議案と「党大会成功・統一地方選挙勝利をめざす大運動」のよびかけについての討論の結語は、それぞれ次の通りです。
(写真)結語を述べる志位和夫議長=14日、党本部
みなさん、3日間の会議、お疲れさまでした。この総会は、綱領一部改定案と提案報告、大会決議案、そして大会に向けた「大運動」についての幹部会の提起が、討論によって深められ、ほんとうに充実した歴史的総会となりました。
私は、幹部会を代表して、綱領一部改定案についての討論の結語を行います。
人間の発展、人間の尊厳を何よりも大切にする、「人間賛歌」の理論
綱領一部改定案とその提案報告は、総会の討論でも、全国から寄せられた感想でも、全体として深く受け止められ、強く歓迎されました。
総会での討論は、一部改定案を歓迎するとともに、その中心的な理論問題を突っ込んで討論で深める、全体としてきわめて理論的なレベルの高い討論となりました。たとえば、「人間の自由」と「生産手段の社会化」の関係について、「生産手段の社会化」が「人間の自由」の条件であり手段となっていることが、討論のなかで多くの同志から深められました。自由な質疑を行うために特別な時間をとり、疑問に感じておられることを率直に出してもらい、応答する新しい試みも行いましたが、意義あるものになったと思います。
全国でユーチューブのリアルタイムの再生回数は6万8331回、14日に報告された全国の視聴の結果は、1万4317人となりました。459通の感想文が寄せられています。全国からの感想文を読んでも、一部改定案の中心的内容が積極的に理解され、受け止められています。
総会での討論と全国からの感想の特徴の第一は、何といっても、綱領第五章「未来社会論」の全体的な改定の提案、「社会主義・共産主義の社会の最大の特徴・目的は、人間の自由をあらゆる意味で豊かに保障し開花させることにある」という命題を、第五章の冒頭に打ち出し、「自由」をキーワードに未来社会の魅力と輝きを明らかにしたことが、強く歓迎されています。
エンゲルスは、ゴータ綱領にかんする(アウグスト・)ベーベルへの手紙(1875年3月18~28日)のなかで、党の綱領というのは、「公然と打ちたてられた旗」であって、「世間はこの旗によってその党を判断します」という有名な言葉を残しています。わが党が、「公然と打ちたてられた旗」において、「人間の自由」を前面に掲げたことは、国民がわが党を「判断」するうえですばらしい魅力となることでありましょう。
第二は、綱領のその他の章――第一章から第四章までの一部改定案も、全国からの感想でたとえば、「現状に合致する合理的な改定でよく理解できる」など、たいへん積極的に受け止められています。
日本独占資本主義の経済面での深刻な行き詰まり、軍国主義の全面的復活についての叙述とともに、綱領のなかに「性と生殖に関する健康と権利」(SRHR)を明記したこと、「ケア労働者」を明記したことにも歓迎の声が寄せられています。また、気候危機、AI(人工知能)など21世紀に直面する人類的課題を書き込んだことは、綱領により新鮮でより先駆的な風を吹きこんだものとして、歓迎されています。
次のような感想が寄せられました。
「産むことが強要されない、産みたい人が産めるような条件や環境を整えることこそが、政治的課題なのだという考え方が、人権を大事にする党として筋が通っている。誰も肩身が狭い思いをしない、とてもすがすがしい感じがします」
「(一部改定案の提案報告で)ケア労働者は、人間の生命・発達・尊厳を保障する、専門性と公共性の高い仕事に従事していますと述べていることに、とても感動しました」
「SRHR」と「ケア労働」を綱領に位置づけたことの根本精神は、日本共産党が、「人間の尊厳を守り抜く党」としての役割を果たしていくことへの決意が込められているということを強調したいと思います。
実は、この精神は改定綱領案の全体を貫くものです。一部改定案は、「社会主義・共産主義の社会は、各個人の自由で全面的な発展を基本原理とする社会である」とのべています。「基本原理」という言葉は、マルクスが『資本論』でのべている規定から取ったものでありますが、これはどういう意味か。
マルクスは『資本論』第三部での未来社会論のまとまった叙述のなかで、「真の自由の国」における「人間の力の発達」について、「それ自体が目的とされる人間の力の発達」と表現しています。つまり「各個人の自由で全面的な発展」は、「それ自体が目的」なのであって、言い換えますと、それ以外の外的な目的を持たないということです。すなわち「人間の発展」というのは、「あれこれ」のため、「社会のため」とか、ましてや「国家のため」のものではありません。「それ自体が目的」なのです。「人間の発展」は結果として、社会の発展につながり、それがさらなる「人間の発展」につながるという、好循環をつくりだす、ということは重要な点です。しかし、そのことを目的にするのではありません。「人間の力の発達」は、「それ自体が目的」であり、そこに最大の価値を見いだす社会が、私たちが目指す社会主義・共産主義の社会、未来社会なのであります。
こうした点において、マルクスの未来社会論は、人間の発展を何よりも大切にし、人間の尊厳を何よりも大切にする、「人間賛歌」の理論と言えるのではないでしょうか。みなさん、そのことを21世紀に政党の綱領として高く掲げた改定綱領案を、大いに国民のなかに語り広げようではありませんか。
提案報告--一部改定案の理論的根拠について、説明責任を果たす立場でまとめた
綱領一部改定案と提案報告との関係についてのべます。
一部改定案によって綱領の文章のそのものは、格段に分かりやすくなったと思います。そのことは討論のなかでも多くの同志が発言されましたし、全国からの感想でも「分かりやすくなった」という声がたくさん届いています。とくに第五章「未来社会論」について、改定綱領案の文章を一読しただけで、国民だれでも、日本共産党がめざす社会のあらましを生き生きとイメージできるものになったと思います。
一部改定案の提案報告に対しても、改定綱領案の内容と、意義を深く解明したものとして、積極的に理解され、受け止められています。
一つ感想をご紹介します。
「論理的ですごいな、と思った。うなることばかりだ。未来社会論について、ここまで考えている党は、世界にも日本共産党しかないのではないか、と誇らしく思った。ここまで綱領の一言一句にまで丁寧に責任をもって提案できるとは、民主主義が徹底している。学び、実践していけば、こわいものなしだ」
たくさんのこうした受け止めが、全国から寄せられたことは、私たちとしてもたいへんに激励されます。
同時に、提案報告について、「難しいところもあった」という声も出されています。これはある意味では当たり前のことだと思います。第五章「未来社会論」は、こうした改定の提案をする以上は、その理論的根拠について、丁寧に説明する責任があります。そのためには、どうしても理論的に立ち入った説明を行う必要性が生まれました。マルクスの『資本論』や『資本論草稿』などからの引用の紹介も、必要不可欠な場合には行いました。
たとえば、先ほどお話しした、「生産手段の社会化」は「人間の自由」の条件であり手段であることを理論的に明らかにすることは、現綱領の未来社会論の記述を全面的にあらためるうえでどうしても必要となります。ただ、その根拠を明らかにするためには、マルクスに立ち戻って、マルクスが書いた『フランス労働党の綱領前文』、あるいは『資本論』第三部の未来社会論から、論を説き起こす必要がありました。
また、たとえば、一部改定案では、未来社会における生産力について、現綱領の「物質的生産力の新たな飛躍的な発展」という記述を削除して、「資本主義社会のような生産力の無限の量的発展をめざすのでなく、全面的に発展した人間によって担われ、労働や環境と調和する、新しい質での生産力の発展をめざす」という規定を新たに書き込みました。
生産力をどう理解するかは、気候危機が大問題になるもとで、マルクスをめぐる国際的な議論・論争でも熱い焦点の一つになっている問題です。マルクスを「生産力至上主義」だと言って批判する議論もあります。そうしたもとで、生産力の問題で、党綱領の記述の抜本的変更を行うためには、この問題でマルクスが『資本論』や『資本論草稿』でどういう解明をしていたのか、『ゴータ綱領批判』をどう読むべきかなど、マルクスのテキストの根本から論を説き起こす必要がありました。一部改定案の提案報告は、そういう立場にたって必要不可欠なことをまとめたものだということをご理解いただきたいと思います。
綱領の改定というのはなかなか大変な作業でありまして、綱領の一部改定の提案を行う以上は、提案者の側には、これまでの記述を変更する場合にはなぜ変更するのか、削る場合にはなぜ削るのか、加える場合にはなぜ加えるのか、これを一言一句に至るまで説明する重い責任があります。そうした説明責任を果たすという立場からまとめたものですので、難しいところがあっても、どうかそうした事情をご理解いただいて、学ぶことから始めていただきたいということをお願いしたいと思います。そして、率直に意見を寄せ、みんなで練り上げていただきたいと思います。
こうした点にかかわって、次の感想文が寄せられたことを紹介いたします。
「入党7年目、73歳の時の入党です。それまで日本共産党は支持し、応援はしてまいりましたが、党綱領についての学習はまったくしてこなかったので、今回の視聴は実に難しいものでした。ただ、率直な感想としては、日本共産党は旧ソ連や中国とは全く違う、社会主義・共産主義をめざしていることがわかり、希望が持てました。これからの私の課題としては、マルクス『資本論』等を学習し、日本に新しい革新の灯が根ざすように努力していきたいと思います」
とてもうれしい感想と決意であります。一部改定案は、大会決議案がのべているように、この間の全党の努力が実ったものです。それをみんなで学び、みんなで練り上げ、日本と世界の進路を照らす科学的羅針盤を立派につくりあげようではありませんか。
なおマルクスの『ゴータ綱領批判』については、中央委員会総会での提案報告という性格を考えて、結論的な問題提起にとどめ、それ以上の理論的な内容に立ち入って解明することはしませんでした。そこで、10月22日に、この問題について、「『ゴータ綱領批判』の『共産主義社会のより高い段階』論について」と題して、綱領一部改定案の理論的な補論としての報告を行い、インターネットで中継し、党大会に向けた全党討論を推進する素材を提供することにしたいと思います。どうか積極的にご覧いただければと思います。
資本主義批判と社会主義への期待の新たな広がり--改定綱領案の意義ははかりしれない
討論では、国民のなかで、とくに若い世代と労働者のなかで、資本主義に対する批判と社会主義への期待が新たに広がっており、そうした流れに働きかけるならば党の前進の大きな可能性があることが語られました。ここはとても大事な問題であります。
東京の田邊都委員長は、「飛躍期間」の入党者の3割近くが、資本主義の矛盾への批判と未来社会論への魅力を感じるとともに、「赤本」の学習の中で入党してきており、そのほとんどが若い世代だということを報告しました。「アメリカいいなり」「大企業優先」という「二つのゆがみ」による矛盾とともに、同時並行で、資本主義そのものの矛盾にも苦しめられているわけです。田邊さんは、先日、都心のデザイン会社で働く25歳の労働者を党に迎えた経験を紹介しました。 この方は、「大学時代、授業で共産主義は怠け者を生み出す社会で、生産性が落ちて、社会制度としてはマイナスのイメージをうえつけられた。一方で、資本主義社会は、頑張れば頑張っただけお金が手に入る、報われる社会で、資本主義が社会制度として圧倒していると学校で教わった。しかし、社会に出て働いてみると全然違う。一生懸命働いても、手取りは18万円。資本主義がうまく機能しておらず、大きな疑問を持ってきた」とのことです。そういうなか、ストリート対話で党に出会い、民青で「赤本」の学習を重ねる中で入党したとの話でした。
愛知の石山県委員長は、ストリート対話と「赤本」の学習をセットで進めることで、多くの若い党員を迎えている北西地区委員会の経験を語りました。石山さんは次のように発言しました。「いまの若い世代のなかで、社会主義に嫌悪感を持つ以上に、資本主義に嫌悪感を持つ人たちが広がっています。『赤本』の学習に参加し、入党した人のほとんどが、それまでの人生の中で挫折した経験を持ち、いまも多様な生きづらさを抱えながら日々暮らしています。学校を中退したり、職場の理不尽な働かせ方でうつ病になり、やめなければいけなくなったり、性自認で悩んだりなど、苦難はそれぞれですが、そうした状況に置かれることになった社会そのものがおかしい、間違っているという思いを持っています。資本主義の矛盾が人間の生存を脅かすまで極限に達するなか、自分の苦難が資本主義という仕組みにあると敏感に感じ取り、資本主義に嫌悪感を抱く若い世代が広がっていると実感します。こうしたなか、改定綱領案が示す社会主義・共産主義の社会の真の輝きを伝えるならば、若い世代への希望となって世代的継承への新しい前進をつくる力をもつと確信を持っています」。こういう発言でした。
これらには若い世代のなかで、いま起こっている希望ある変化が示されています。私は、この間、同じような、若い世代のなかでの希望ある変化を、欧州歴訪のさいにも、北米訪問のさいにも感じてきました。いま多くの人々、とくに若い人々が、資本主義の矛盾、苦しみを肌身に感じ、この社会を変える展望を求めています。資本主義の矛盾といった場合、地球的規模での貧困と格差の拡大、気候危機、AIなどの問題とともに、日常の生活と労働のただなかでの非人間的な搾取、長時間労働、使い捨て労働、自分の望む仕事につけないなど、さまざまな形で、この体制の深い矛盾を若い世代は感じています。
資本主義の矛盾が一段と深刻になり、多くの人々がこの体制への不合理、怒りを感じ、そこからの打開の道を模索しているいま、わが党が改定綱領案で「人間の自由」をキーワードにした魅力あふれる未来社会論を持つことの意義は、はかりしれないものがあるのではないでしょうか。
この問題とのかかわりで、日本共産党の党綱領の基本路線について、あらためて明確にしておきたいと思います。日本共産党綱領は、「現在、日本社会が必要としている変革は、社会主義革命ではなく、異常な対米従属と大企業・財界の横暴な支配の打破――日本の真の独立の確保と政治・経済・社会の民主主義的な改革の実現を内容とする民主主義革命である」と規定しています。まずはこうした民主主義革命を実現するための国民多数派を結集することが、私たちがとりくむべきたたかいの基本であること、これはいささかもゆるがせにしてはなりません。
同時に、日本社会は、いわば「二重の矛盾」に直面しています。その第一は、私たちが「二つのゆがみ」と呼んでいる日本社会特有の矛盾です。第二は、その土台にある資本主義体制そのものがもつ利潤第一主義の矛盾です。そして現実には第一の矛盾だけではなくて、第二の矛盾も噴き出しています。国民は、日々の労働と生活のなかで、また世界の激動のなかで、そうした資本主義体制そのものの矛盾を体験しているわけです。「資本主義でこのままやっていけるのか」が問われ、世界でも日本でも「マルクス・ブーム」が起こっています。
こうしたもとで、当面する民主主義革命を実現するための国民的多数派の結集に、あらゆる知恵と力を注ぎつつ、同時に、私たちの未来社会論――改定綱領案に盛られた未来社会の魅力、輝き、展望を、大いに語っていこうではありませんか。
わが党綱領は、日本社会は、段階的に発展していく、国民多数の合意で民主主義革命をやりとげ、その先にこれも国民多数の合意で社会主義的変革にとりくんでいくという大方針を明らかにしています。だからといって未来社会の魅力を語るのは将来の話ということではなく、まさにいま大いに語っていくことを呼びかけたいと思います。
民主主義的変革と社会主義的変革を語る順番の問題ですが、決まっているわけではありません。相手の関心に応じて、資本主義をのりこえる未来社会の素晴らしい展望を先に語る場合もあるでしょう。綱領の順番通りに話す場合もあるでしょう。改定綱領案をいかして、縦横に語ろうということを言いたいと思います。
そして、この問題にかかわって、さらに私がもう一点、強調しておきたいのは、日本の政党のなかで、人類の歴史は資本主義で終わりではない、その先にすすむことができる、社会主義・共産主義の展望を語れる党は、文字通り、その名にその展望をしっかりと刻んでいる日本共産党だけだということです。資本主義の矛盾がこれだけ噴き出しているときに、多くの党は資本主義という枠の中にとらわれたままになっている。この制度をのりこえるより高度な社会形態への展望を語ることができる党は、日本共産党しかない。ここに誇りと確信を持ってすすもうではないか、ということを言いたいと思います。
(ここで志位議長は、中央役員から寄せられた綱領一部改定案に対する修正、補強の意見について、幹部会としての検討の結果について報告しました)
「自信のあるなし」にかかわって--改定綱領案への深い自信を持ち、「大運動」の成功を
最後に、改定綱領案の真価がまず試されるのは、「第30回党大会成功・統一地方選挙勝利をめざす大運動」の成功を勝ち取ることができるかどうかにあります。
その方針は「『大運動』のよびかけ」で明らかにされています。今日の討論でも、田村委員長の問題提起にこたえて、この問題での率直な集中討論が行われたことはとても重要だと思います。
私も、一言訴えたい。「改定綱領案パンフ」、これを10万人、20万人という規模で渡して働きかけよう、そういう飛躍の波をただちにみんなで起こそうということを、呼びかけたいと思います。
「どうかお読みください。私たちは党大会を開きますので、どうかご意見をお寄せください」と手渡す。これは、とてもとてもハードルが低いことではないでしょうか。そう渡されて悪く感じる人はいないと思います。反対に、「共産党は、党の大会をそうやってみんなの意見を集めて開くのか」と、それ自体、党の姿を知ってもらうことになるのではないでしょうか。そして、さまざまな知恵をこらして、入党運動を発展・飛躍させていこうではありませんか。
その点で、さきほどの集中討論のなかで、何人かの県委員長さんから「そうは言っても、目標をやりきる自信があるかと言えばないのが率直なところです」という発言もされました。そうした発言をされた同志も、「やりきる」という決意を最後には語りました。
「自信があるか」という問題にかかわって、私は、とても好きな言葉を紹介したいと思います。宮本百合子さんが「自信のあるなし」というエッセーを書いていて、次のようにのべています。
「でも自信がなくて、といわれる時、それはいつもある一つのことをやって必ずそれが成就すると自分に向っていいきれない場合である。……けれども、一体自信というものは、そのように好結果の見とおしに対してだけいわれる筈(はず)のものだろうか。……私はむしろ、行為の動機に対してこそ自信のある、なしとはいえるのだと思う。あることに動こうとする自分の本心が、人間としてやむにやまれない力におされてのことだという自信があってこそ、結果の成功、不成功にかかわりなく、精一杯のところでやって見る勇気を持ち得るのだと思う」
素晴らしい胸を打つ言葉であります。
「行為の動機に対してこそ自信のある、なしを言える」。私たちがいまとりくもうとしている「行為の動機」は何か。改定綱領案が明らかにしている社会発展の法則への確信をもって、強く大きな党をつくる仕事に挑戦する。これがこの10中総で誓いあった私たちの「行為の動機」だと思います。ここに深い自信をもって、「精一杯のところでやって見る勇気」をもち、「大運動」の成功にあらゆる知恵と力をそそごうではありませんか。
この大会期に、党勢を後退から増勢に転じるという大目標をみんなで揺るがずに堅持し、改定綱領案を力にして、すべての支部・党員が参加する運動へと発展させ、来たるべき党大会を必ず党勢拡大の上げ潮の中で大成功に導こうではありませんか。そのための奮闘を呼びかけて結語といたします。ともに頑張りましょう。

