(写真)会談するハンドゥンネッティ氏(左から2人目)と緒方氏(左から3人目)=13日、都内のスリランカ大使公邸
日本共産党の緒方靖夫副委員長と田川実国際委員会事務局長は13日、来日中のスリランカの産業・起業推進相で与党の左翼政党・人民解放戦線(JVP)政治局員、スニル・ハンドゥンネッティ氏と都内の同国大使の公邸で会談しました。これにはピビトゥル・ジャナック・クマーラシンハ駐日大使も出席しました。
JVPは、1970年代と80年代後半に行った武装闘争を90年代に放棄し、近年の経済危機の中では前政権の緊縮政策と政治腐敗に抗議する国民的な大運動を主導。2024年9月の大統領選で、政党ではJVPだけが参加する諸団体の連合「国民の力」の代表でJVP党首のアヌラ・クマラ・ディサナヤケ氏が現職候補を破って当選しました。同年11月の総選挙で、JVPを含む「国民の力」は現有3議席から全議席の3分の2以上の159議席に前進しました。
会談でハンドゥンネッティ氏は、新政権が民生予算の増額など公約を一つずつ実行し、特に汚職とのたたかいで成果を上げていると語りました。緒方氏が、国会議席を一挙に53倍化した例は世界になく、その後の統治でも前進している秘訣(ひけつ)を問うと、ハンドゥンネッティ氏は「人々を信頼し、人々からの信頼を積み上げてきたことだ」と述べました。
緒方氏は、JVP主導の政府の前進への期待を表明。そのうえで、(1)日本共産党とJVPの協力と連帯の関係強化(2)日本共産党の来年1月の大会開催と未来社会論をはじめとする党綱領一部改定案の紹介(3)理論をはじめ党建設の課題での交流―の3点を述べました。ハンドゥンネッティ氏は、同じ思いだと述べ、両党関係の発展とそのための提起に賛意を示しました。

