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2026年10月14日

きょうの潮流

 「カジノはやりません」。18日投票の横浜市長選。自民、公明、維新、国民が推す女性候補が街頭演説で訴えていました▼その横に並ぶ応援弁士を見てギョッとしました。まさかの吉村洋文大阪府知事。維新代表であり、大阪でIR(カジノリゾート)を推進している張本人です▼言葉どおりカジノ反対なら誰も文句は言いません。しかし、政策のどこにもカジノの文字はなし。しかもIR誘致に賛成した自民党が支援しています。とどめにIR整備を現在進行中の吉村氏と肩を並べたのだから、やっぱりそうなのかと思われても仕方ありません▼吉村氏はマイクを握ると「僕は、賛否はあるけどIRをめざす。(横浜はどうあれ)大阪はやる。それぞれの街が個性を発揮したらいい」と力説。カジノは争点ではないとまで。そんな人物・政党が支援する候補が、きっぱりカジノにノーと言えるでしょうか▼横浜市ではかつてIRの誘致計画がありましたが、市民の反対運動や市長選の結果を受け、最終的には撤回に追い込まれました。横浜市がカジノを誘致しないのは、街の個性だからではありません。ギャンブル依存症という人の不幸の上に成り立ったにぎわいや経済成長などに、横浜の未来は託せないからです▼あさか由香候補(日本共産党公認)は「横浜へのカジノ誘致はこの先も許しません」ときっぱり。横浜でも大阪でも全国どこででもカジノはやらせない。その思いをあさかさんへ。