国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)締約国会議の議長団は10日、トランプ米政権がICC本体を制裁対象に指定したことに対し、即時撤回を求める声明を発表しました。赤根智子所長ら個人への制裁に続く措置について「裁判所と職員による独立した司法機能の遂行を妨害しようとする遺憾な試みだ」と批判しました。議長団は、ICC加盟125カ国・地域のうち、日本など21カ国で構成されます。
声明は、トランプ政権の措置は「(犯罪者の)不処罰ではなく責任追及が勝るよう苦心してつくられた国際司法機関への直接的な挑戦だ」と指摘。ICCへの支持を改めて表明するとともに、国際社会に対し、ICCを断固として擁護し、国際的な法の支配を守る集団的な決意を示すよう呼び掛けました。

