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2026年10月12日

議員会館パーティー 2020年も

関文科相 また疑惑
利益率98.1%「実質的寄付」

 第2次高市改造内閣で初入閣した関芳弘文部科学相が代表の自民党兵庫県第3選挙区支部が2020年にも衆院第1議員会館の会議室で政治資金パーティーを開いていた疑いが11日、明らかになりました。会館内の会議室でパーティーを開くことは禁じられています。同支部は24年にも会館内にある自身の事務所でパーティーを開催した疑いが発覚(9日付既報)しています。(三浦誠)


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(写真)「関芳弘を励ます会」の備考欄に議員会館の会議室が記載されています(下線と加工は編集局)

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(写真)衆院第1議員会館

 本紙は公益財団法人「政治資金センター」が保存している同支部の20年分政治資金収支報告書を確認しました。それによると同支部は同年12月8日に「政経セミナー『関芳弘を励ます会』」を開催。収支報告書の備考欄には「衆議院第1議員会館国際会議室」とあり、パーティー会場とみられる会議室が記載されていました。松本純・自民党元衆院議員(故人)のブログにも、同日に議員会館会議室で関氏の「励ます会」に出席したという記述があります。

 衆院事務局によると議院運営委員会理事会が決めた規則で、議員会館の会議室でパーティーを開催することは禁じられています。12年には民主党衆院議員(当時)が議員会館でパーティーを繰り返していたことで、議院運営委員長から厳重注意を受けています。

 同支部はこのパーティーで244万円の収入を得ています。他方、パーティーの開催事業費はわずか4万6424円でした。利益率は約98・1%と極めて高くなっています。議員は会館内会議室を無料で利用できます。このためホテルの宴会場を利用するパーティーに比べて開催事業費を低く抑えられ、その分収入を多く得ることができます。

上脇氏「悪質だ」

 政治資金に詳しい上脇博之神戸学院大学教授は「利益率が100%に近いパーティーをみたことがない。これほど高いものは、実質的な寄付だ」と驚きます。政治資金規正法はこの当時、収支報告書に記載するパーティー券購入者名は20万円超の支払いからでした。他方、企業・団体献金(寄付)の場合は5万円超からの記載です。上脇氏は「パーティー券は寄付に比べて透明度が低く、購入した企業・団体名を隠しやすくなる。制度の欠陥を利用した悪質な寄付集めだ」と指摘します。

 この問題について関氏の事務所に質問をしましたが、回答はありませんでした。