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2026年10月9日

裏金議員の関文科相

禁止の議員会館でパーティーか
会場費0 高利益率狙う?

 第2次高市改造内閣で初入閣した関芳弘文部科学相が代表の自民党支部が、衆院第1議員会館内で政治資金パーティーを2024年に開催した疑いがあることが8日、本紙の調べで判明しました。衆院事務局によると、議員会館内でパーティーのような料金をとるものは一切禁止されています。関氏は自民党旧安倍派のパーティーを巡る裏金づくりで、東京地検から犯罪の疑いがあるという起訴猶予の処分が下っています。「政治とカネ」の疑惑が度重なっており、政治的道義的責任が問われます。(三浦誠)

 関氏が代表を務める自民党兵庫県第3選挙区支部の政治資金収支報告書によると24年6月13日に、「関芳弘政経バイオフォーラム」を開催しました。報告書の備考欄には議員会館の関事務所が記載されており、パーティー開催場所とみられます。パーティーの飲食代は会館内の第1食堂とすし店に支払っています。

 衆院事務局によると議員会館のルールは議院運営委員会理事会が決めており、パーティーのような料金をとるものは一切禁止されています。会館内での許可を受けない商行為も禁止されています。

 このパーティーで同支部は、81万円の収入を得ています。かかった費用は飲食代を含めて計8万1957円です。議員が議員事務所や会館会議室を利用した場合、利用料金はかかりません。パーティーの利益率は約90%となっており、無料の会場を使用することで利益率をあげたのではないかとも疑われます。

 議員事務所の広さは約100平方メートルで、議員執務室、秘書室、会議室の3部屋に分かれます。議員事務所でパーティーを開いたなら、仮にパーティー券が1枚2万円としても約40人を集めることになり事務所に収まる人数とはいえません。

 パーティーに参加しない前提で複数枚のパーティー券を購入する者が多いほど利益率が高くなります。政治資金規正法はパーティーを、「対価を徴収して行われる催物」としています。利益率が非常に高い場合は、会費(対価)に見合った行事とはいえず、事実上の献金にあたるといえます。同支部は政治資金収支報告書に献金としておらず、不記載の疑いもあります。

 関事務所は本紙の取材に、関氏に質問内容を伝えたうえで「回答を控える」としました。

写真

(写真)「関芳弘政経バイオフォーラム」の備考欄には議員会館の関事務所が記載されています(下線など加工は編集局)