参院全12会派の与野党国対委員長は5日、臨時国会開会にあたり国会内で会談しました。野党各党からは、政府提出予定の「消費税・支援金法案」の徹底した丁寧な審議を求める意見や、高市早苗首相の国会出席を減らすような「国会改革」は認められないとの主張が相次ぎました。
消費税法案を巡っては首相や関係閣僚出席の下での十分な審議時間の確保や小会派の審議参加の保障、支援金の対象・財源の明確化などを求める意見も出されました。
自民党の磯崎仁彦参院国対委員長は冒頭、先の特別国会で全ての政府提出法案を成立させることができたことに礼を述べました。これに対し日本共産党の仁比聡平参院国対委員長は、特別国会で高市政権と与党により議会制民主主義を損なう国会軽視の運営が行われたと批判。多くの市民が「高市首相はめちゃくちゃするな」と抗議の声をあげたと指摘しました。
仁比氏は、物価高や相次ぐ災害への対応、年末の安保3文書改定など重大課題を抱える中での臨時国会だとして「当面の予算委員会などで十分時間を確保し徹底審議を尽くし、民意が届く国会をつくることこそ必要だ」と強調しました。
磯崎氏は「国会改革」の名で首相の出席を減らす意図はないとし、審議充実は同じ思いだと述べました。

