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2026年10月6日

きょうの潮流

 もし自分の家族が被害にあったら、どうするか。国民みんなが自分ごととして受けとめることによってどう再発防止をはかり、解決すべきかにつながっていくと思う▼くり返される米軍の事件や事故について、玉城デニー知事は退任会見でそうふれました。新基地建設を認める知事に代わって県庁の辺野古対策課の看板が下ろされた直後に、またも米兵が強盗殺人容疑で逮捕されました▼容疑者は米軍普天間基地に所属する20歳の海兵隊員。那覇市内のホテルで同市在住の女性の首を絞めて所持品を奪った疑い。本人は容疑を否認しているといいます▼沖縄では米兵による民間人の殺害や暴行が後を絶たず、10年前にも元海兵隊員が女性を性的暴行の目的で襲い殺害する事件が起きています。こんなことが、いつまで続くのか。怒りや悲しみ、やりきれなさを訴える抗議集会は各地で▼遺憾や綱紀粛正を口にする日本政府ですが、これまでと同様に米軍任せでは何の解決にもなりません。しかもトランプ政権にこびて愛想笑いをふりまくだけの首相のもとでは。県民の命や安全を守るためには、基地をなくすことが「唯一の解決策」のはずです▼「同盟に関わる事柄の帰結がすべての国民の命と尊厳に関わることを、痛みと怒りがまた繰り返されることを政府は断然と米側に抗議せよ!」。強い怒りとともに、SNSで発信したデニーさん。平和を求める沖縄のこころを、どこまでふみにじるのか。