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2026年9月30日

台風25号の記録的な大雨

人為的な気候変動で降雨量 過去より5~15%増
国際研究グループ

 千葉県や神奈川県などで記録的な大雨をもたらした台風25号について、過去の同様な気象条件と比較した結果、地球温暖化の影響に伴って関東地方の降雨量は、過去と比べて約5~15%増加していることが示されたと、国際研究グループ「クリマメーター」が29日、分析結果を発表しました。

 グループは、台風25号に類似した気象状況が過去(1950~87年)と比べて、現在(88~2025年)でどのように変化したかを分析しました。

 その結果、台風25号のような気象条件下では、現在の関東地方の降雨量は過去と比べて約5~15%増加していることが分かりました。一方で風速については統計的に有意な変化は見られませんでした。

 また、より暖かく湿った大気に伴って降雨量が増加しており、最も激しい降雨は東京、横浜、千葉を中心とした関東地方と、隣接する太平洋沿岸地域に集中していました。

 グループは、降雨量の増加について、自然変動が与えた影響は部分的で、主な要因は人為的な気候変動(地球温暖化)による可能性が高いと指摘。温暖化が熱帯低気圧に伴う極端な降雨量を増加させるという結論を示した、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書とも一致すると説明しています。

 英シェフィールド大学のハオス・タン氏は「温暖化で極端な雨が強まる中、都市は将来起こりうる極端な気象現象に対応できるよう、洪水リスク対策やインフラ整備をしっかりと行う必要がある」としています。