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2026年9月29日

高市内閣の閣僚ら政党助成金2億3300万円ため込み

“返納逃れ”横行

 第2次高市改造内閣のうち閣僚7人、官房副長官2人、副大臣13人、大臣政務官17人、首相補佐官3人の計42人が、自らが支部長を務める政党支部で2025年に総額5億7800万円の政党助成金を受け取りながら、その4割に当たる約2億3310万円を使い残してため込んでいたことが、本紙の調べでわかりました。


 国民の税金を原資とする政党助成金(年総額約315億円)は、余ったら国庫に返納するのが原則ですが、政党助成法では「基金」の名で積み立て翌年に繰り越すことを可能としているため、“返納逃れ”が横行しています。

 高市早苗首相と閣僚18人、議員の官房副長官2人、副大臣27人、大臣政務官28人、議員の首相補佐官4人の計80人の25年分の政党助成金使途報告書(25日公表)を調べました。

 それによると、80人が25年に自民党、日本維新の会各本部から受け取った政党助成金総額は11億円。うち7人の閣僚は1億1100万円を受け取り、3604万654円を使い残し国庫に返納していません。

 閣僚のため込み額のトップは小泉進次郎防衛相の1440万5161円で、25年に自民党本部から支給された1400万円をそっくりため込んだ形です。24年のため込みより約45万円増えています。

 副大臣では13人が1億8500万円の助成金を受け取って、5654万8685円を政党支部でため込みました。藤木真也農林水産副大臣(参院)のため込み額は24年比2・1倍。維新の浦野靖人厚生労働副大臣もため込み額を約60万円上積みさせました。副大臣などに多数起用された裏金議員のため込みも目立ちます。

 大臣政務官では、17人が2億1400万円の政党助成金を手にし、1億3271万7732円をため込んでいます。

 政党助成金のため込みは税金の“私物化”そのもの。物価高騰の国民の悲鳴に向き合わない高市政権の姿を示しています。

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