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2026年9月28日

きょうの潮流

 中国は「同盟国」だったと持ち上げたトランプ大統領。「血と火によって築かれた友情は、世代から世代へと受け継がれていくことだろう」と絆を強調した習近平国家主席▼第2次大戦の抗日の歴史を引き合いに出しながら、米中の首脳会談は友好と協力の雰囲気をもりたてました。日本の軍国主義者による侵略戦争に肩を並べて戦ったという両国のアピール。それを高市首相はさぞ苦々しい思いで聞いたのではないか▼台湾有事発言をはじめ中国との関係を悪化させ、過去を省みず戦争国家づくりへと突き進む。米国のいいなりになって軍備を増強する首相と政権。沖縄の嘉手納基地には米陸軍のミサイルやロケット砲の発射装置を配備しようとしています▼はしごを外された焦りからか、高市首相は日米同盟の揺るぎなさを必死に力説しています。トランプ大統領の無法ぶりに付き従うことがいかに危ないか。あの異様な国連演説を聞いてわからないはずがないのに▼「海兵隊は沖縄から撤退させるべきだ」。トランプ政権に近いとされる米保守系のシンクタンクがそんな提言をまとめ、波紋を広げていると本紙が報じていました。中国との戦争リスクを減らしつつ米国の利益を守ることができると▼日本の軍拡推進を妨げているとの立場から、日米安保条約は「不要」とも。相手の意のままに操られてもでたらめな大統領と同盟にしがみつく、日本の首相。その情けない姿は際立っています。