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2026年9月26日

きょうの潮流

 「プロでも素人でも、うまい、へたに関係なく、命や平和の尊さを表現したい」。各分野のクリエーター25人がオリジナル作品を展示するLove&Peace展が東京都内で開催中です▼他の展覧会と違うのは、自分の出品作のほかに、全員が共通のテーマで参加する「共同制作」を展示していることです。今回は「平和に生きる宣言」と題して、平和の願いを自由に表現し、街頭でも使えるプラカードを制作・展示しています▼画面いっぱいに巨大箒(ほうき)を描いた『戦争ホウキ』の作品。「戦争のゴミを掃きとばそう」と呼びかけます。かわいいお子様ランチを描き「軍拡より食料」と大書きした作品では、日の丸でなく「ハラがへっては戦(いくさ)どころじゃないよ」との旗が。どれもウイットに富み風刺が効いています▼「歴史と向き合い続ける事が平和への第一歩だ」と話す3D絵師の宮脇岳さんは原爆投下の正当性を問う『女神からは祝福されたかい?』と、日本の戦争加害を問う『修羅の道を進むのかい?』の2作品を展示しました▼高市政権発足後、「戦争反対」と平和を願うことを「お花畑だ」「理想だ」と揶揄(やゆ)する風潮が広がる中、宮脇さんは共同制作で『お花畑のデリバリー』と題する作品を展示。花を届ける配達員と、それを受け取って花を育てる少女を描きました▼「平和は、誰かから与えられるものでなく、一人ひとりが願い、育てていくものです。理想は、手放さないことです」