(写真)核兵器禁止条約の締約・署名国が100カ国になったことやNPT再検討会議の様子を伝える「しんぶん赤旗」紙面
戦争や災害などさまざまなニュースが飛び交う中で、世界はどこに向かっているか。「世界の流れ」を考える上で、「赤旗」が大切にしているのは、他のメディアが報じない「世界の構造変化」の視点です。「一握りの大国が思いのままに世界政治を動かしていた時代は終わり、すべての国が対等平等に世界の主人公になりつつある」(党綱領)と知ることができます。
核兵器を違法化する核兵器禁止条約(2021年1月発効)は、今年7月に締約・署名が100カ国に到達。人類を危機にさらす兵器の廃絶を迫る国は着実に増えています。(7月9日付1面)
国際社会の本流は
今年の核不拡散条約(NPT)再検討会議(4~5月)は、成果文書を採択できずに閉幕しましたが、「赤旗」は論評(5月27日付3面)で、成果文書案の文言を薄めようと核軍縮義務の履行にさえ背を向ける大国と、それを厳しく批判するアフリカ、東南アジア諸国の姿を紹介。核廃絶を迫る声が世界の本流となり、少数の核保有国を追い詰めていることを明らかにしました。
米国の無法なイラン攻撃開始(2月)では、世界各地で大規模な抗議行動が巻き起こりました。「赤旗」は侵攻を国際法違反だと指摘できない高市政権の姿を批判。スペイン首相が「違法な戦争に反対」(3月27日付)するなど米国への同調を拒否する欧州の米同盟国の姿を大きく紹介することで高市政権の異常さを浮き彫りにしました。
闘いが政治変える
もう一つ大事にしている視点は、人民の闘いが世界を変える―変革の立場です。
トランプ米大統領は、国内でも激しい国民の抵抗に直面しています。最大都市ニューヨークでは「米民主的社会主義者(DSA)」会員のマムダニ市長が率いる市政が誕生、同市長が打ち出す新政策を詳報。各地の中間選挙の民主党候補者選びでは、DSA候補が次々に主流派を破り、存在感を示しています。各国の政治変革の動きを、その背景にある国民の要求や運動とともに報じています。

