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2026年9月23日

台風25号 机の上まで水

高崎川氾濫で党地区委被害
千葉・佐倉

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(写真)浸水した自宅などから消防に救助され、ボートで避難する人たち=22日、千葉県佐倉市鏑木町(山崎地区委員長撮影)

 「大雨のピークが過ぎて安心していたら停電した。1階に下りたら机の上まで水が来ていた」。21日に発生した台風25号による被害を、日本共産党印旛(いんば)地区委員会(千葉県佐倉市)の山崎温之(はるゆき)委員長はそう振り返ります。

 2階建ての地区事務所は1階が山崎さんの腰上まで浸水しました。大雨が最も激しかった21日午後9時ごろ、山崎さんは2階で仕事をしていました。浸水の30分ほど前に、コピーを取りに1階に下りたときには浸水していなかったといいます。短時間での浸水。「このまま閉じ込められたら大変だと思った」と話します。

 氾濫した高崎川は、事務所から道路をはさんで約5メートル。川からあふれた泥水が両側道路を覆い、堤防と道の区別がつかないほどだったといいます。「ゴーゴー」と音を立てながら、草のかたまりや樹木の切れ端が流されていました。

 地区の1階にはコピー機や裁断機、ビラ折り機、冷蔵庫などがありました。山崎さんは「たぶん、もう使えない」と声を落とします。駐車場に止めた車も屋根まで水につかりました。山崎さんは外に出られず、事務所で一夜を過ごしました。トイレも1階で使えず、苦労しました。

浸水またか 乾かぬ畳
家・生活への支援を

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(写真)台風25号による大雨で水田が冠水し水につかった自動車=22日午前10時ごろ、千葉県佐倉市小竹地区(木崎市議撮影)

 夜が明けて22日になっても、地区委員会事務所前の水は引いていませんでした。「助けに来てください」。山崎さんは119番に連絡して、午前11時ごろに消防のボートで救助されました。ボートには山崎さんと近隣住民を合わせた4、5人が乗っていました。同乗した人は「家財道具が水につかってしまった。お金がかかる」と心配していたといいます。

 山崎さんは「土砂崩れの被害も起きている。まずは被害への対応。それから生活への支援も必要になる」と指摘。8月の豪雨に続いて河川の氾濫が起きたとして、「抜本的な対策を取らないといけない」と話しました。

 日本共産党の木崎俊行佐倉市議は、21日から22日にかけて被害調査で市内をまわっています。窪地では農家の軽トラックなどが浸水していたといいます。

 訪問した家は、8月の豪雨で床上浸水し、今回は床下浸水しました。「前回の浸水でぬれた畳がまだ乾いていないのに、またしけってしまった」と嘆いていたといいます。別の人は地面と床の間の通風口から浸水したとして、「土のう袋があれば浸水を防ぐことができたのに」と求められたといいます。

 木崎市議は、多くの家が浸水などで被害を受けたとして、現在最大300万円の「国の(被災者生活再建)支援金を最低500万円に引き上げる必要がある」と強調しました。