日本共産党

メニューとじる

すべての記事が読める

赤旗電子版購読お申し込み

2026年9月15日

沖縄 新たな闘いへ

知事選 デニー氏及ばず
辺野古反対「民意は明確」

 沖縄県知事選が13日投開票され、3選を目指した玉城デニー氏=無所属・現=は、27万6060票を獲得しましたが及びませんでした。当選は高市政権が全面支援し、自民党など6党が推薦した古謝玄太氏=無所属・新=で、12年ぶりの自民県政となります。投票率は61・57%で、前回から3・65ポイント上昇しました。


写真

(写真)支援者から花束を受け取る玉城デニー知事(右)=13日、那覇市

 開票を見守った会場に詰めかけた支援者らを前にデニー氏は、「結果を受け止める」と述べ、敗北を認めました。その上で、相手陣営の圧倒的な組織力・物量に対して、「非力な者が非力のままであってはいけない。非力さのなかにもしたたかな戦略が求められる」と述べ、新しいたたかいの構築へ決意を示しました。

 名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐり、デニー氏は「オール沖縄の『建白書』の実現という理念はぶれていない」「新基地に反対する民意は明確に出されている」と指摘。「辺野古新基地は造れない。辺野古を造って那覇空港を差し出すのか。彼(古謝氏)はそれを答えてない。矛盾がある計画を進めている国に対して、それでは納得しないという県民を代表して私が主張したことは間違っていない」と強調しました。

 デニー氏は支援者へのあいさつの中で、10月には、毎月行われる辺野古ゲート前行動に参加したいとの意向も示しました。

 一方、古謝氏は大勢判明後、記者団に対し「工事を進めて(辺野古に)移設することがもっとも早い対応策ということで容認している。しっかり進めていく」と述べ、「辺野古容認」県政への転換を宣言しました。

 SNSを使ったデニー陣営への誹謗(ひぼう)中傷が選挙戦を大きくゆがめ、支援者にまで及びました。デニー氏は「つぶし合いはやがて犯罪になり、戦争になる。日本の戦意高揚は、SNSから広がっていくのではないかと危機感を持っている」と述べ、首長選などで誹謗中傷がエスカレートしているとして「いつまで政府は手をこまねいているのか。次の犠牲者は国民の誰かだ」と警鐘を鳴らしました。

 知事選結果は次の通りです。
当古謝 玄太42無新 423124
 玉城デニー66無現 276060
 兼島  俊48無新   4657
 比嘉  隆49無新   3542
 屋良 朝助74諸新   2467
 末吉 正弘73無新   2270
 (投票率61・57%)