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2026年9月11日

「超知能」AIが“人類滅亡招く”

米アンソロピック研究者が退職・警告

 人工知能(AI)研究者のジェイコブ・コクソン氏(27)は8日、X(旧ツイッター)への投稿で、人類の知能をはるかに超える「人工超知能(ASI)」の開発が2020年代末までに人類滅亡を招くと警告し、AI開発企業の米アンソロピックを退社したと明らかにしました。同氏は、国際的なAI開発競争を規制すべきだとしています。

 この投稿をきっかけに、米議会で最先端AI開発規制を求める声が上がり、米AI開発企業オープンAIが米国内での強制力ある安全ルール制定を提案するなど波紋が広がっています。

 コクソン氏は英国出身で、オープンAIを経て、26年にアンソロピックに転職。2社で計3年間、AIの事前学習などに携わりました。

 投稿では、「どちらの企業も責任ある行動をとっていない。自己進化する超知能の開発に突き進み、われわれの生命を危険にさらす賭けをしている」と批判。その上で、「この技術はまもなく人類の知能を超え、すべてをハッキングし、あらゆる分野を一夜で変革し、実質的な力と資源を獲得するだろう」と警告。「AIの開発者たちは、20年代末までにAIが私たち全員を殺しかねないと感じている」と強調しました。

 コクソン氏は、AI開発競争を抑制するために、「開発の一時的な禁止」などの強い措置が必要ではないかと提起しました。

 アンソロピックの安全性担当幹部エバン・ヒュービンガー氏も同日、Xでコクソン氏の主張への支持を表明し、「われわれはAIが人類を滅亡させかねないと本気で考えている」と述べました。