(写真)「オリジナルグッズをプレゼント~!」と画像を映して行われたクイズ=8月5日、那覇市(画像を一部加工)
沖縄県知事選(9月13日投票)で自民党などが推薦する古謝玄太候補の決起集会(8月5日)で、クイズの景品としてオリジナルTシャツが準備され、参加者に無料で渡った疑いがあることが4日、分かりました。公職選挙法は、政治家が役職員や構成員となっている会社や団体が、政治家の名前を表示して選挙区内の者に寄付することを禁じています。
この決起集会では酒類などの「飲み放題」が参加者に格安提供したとされる公選法違反疑惑も浮上しており、古謝氏側の説明責任があらためて問われます。
集会は「古謝玄太決起集会~県内の若手大集合SP」と題して那覇市内のホテルで開催。参加費は1000円でした。古謝氏は自身の公式YouTubeなどで、同氏らが立ち上げた「G.O.K.U.」という団体が開いたとしています。
クイズは集会開会から1時間たとうとするころに始まり、司会が「全問正解した方に『玄太Tシャツ』を限定5名の方にプレゼント」と説明。四つ問題が出され、全問正解者として登壇したのは高校2年生だという1人だけでした。司会はクイズの最後に「Tシャツ、あとでプレゼントします。残り4名の方はほしかったら、あとで言って」と述べました。Tシャツを受け取ったならば代金分が寄付された形になります。
2022年に古謝氏が参院沖縄選挙区で出馬した際、同氏側からポロシャツ制作を受注した県内の業者は、選挙で候補者側から発注されるTシャツの価格について「2000円前後が多い」としています。
参加者には、ホテルが提供する本来のドリンク飲み放題料金から1000円を差し引いた額が寄付された疑いもあります。
本紙は4日、Tシャツ贈呈について古謝氏の事務所に質問しましたが、「現在、対応できる者がいない」との返答でした。(取材班)

