(写真)まとめの発言をする田村智子委員長=3日、党本部
日本共産党の田村智子委員長は3日開かれた第9回中央委員会総会で討論のまとめの発言にたち、「第30回党大会を歴史的な大会として成功させよう、9月に飛躍をつくりだし、党勢の後退から前進に転じて党大会を迎えようという決意がみなぎるものとなった」と強調しました。
田村氏は、党勢拡大の飛躍の条件として「政党配置の見晴らしがよくなった」「日本共産党の値打ちが見えやすくなっている」―という新しい情勢の変化をつかむことが大きなカギだと強調。この点で、志位和夫議長があいさつで「情勢の変化は、自然に生まれたものではない」「わが党の不屈のたたかいで切り開いたもの」と強調したことが大切だと述べました。
田村氏は、2015年の安保法制反対のたたかいの中で「市民と野党の共闘」の旗を高く掲げ、21年総選挙では政権交代が争点となるところまで支配勢力を攻め込み、追い詰めたと指摘。危機感に駆られた支配勢力による激しい共闘攻撃、日本共産党攻撃によって押し込まれたが、その後も続いた激しい党への攻撃にひるむことなく綱領と規約に団結して立ち向かったと強調しました。
田村氏は「政治対決の弁証法―攻め込んだからこそ反共・支配勢力によって激しい攻撃が起こる、その攻撃を打ち破って進歩勢力が新たな前進を勝ち取る、ここに弁証法の醍醐味(だいごみ)がある」と強調。「わが党が今、頑張り抜けば新たな前進を勝ち取りうる新局面を開きつつある現状だ」と訴え、党の頑張りで新局面を開いてきたことに確信を持ち、9月に必ず飛躍をつくろうと呼び掛けました。
飛躍期間の目標達成に向け、9月に大飛躍をつくる腹を固めようと強調。そのうえで10~12月と連続的な飛躍の波をつくることでこそ党勢の前進に転じることができると力説しました。重要な点として(1)いまあるつながりにただちに働きかけるとともに、さらに新しいつながりを広げる(2)一貫して全支部・全党員の運動にする努力に徹する―ことを強調しました。
「手紙」の「返事」への「応答」に対し、「窮状を打開する方向性だけでなく、先々の展望を切り開く報告となっていることに希望を感じた」などの感想が寄せられていることを紹介。全国から寄せられた党中央への信頼に応え、「応答」で約束したことを必ず果たしていくと述べ、「党大会成功に向け文字通りの全支部・全党運動をつくりあげよう」と呼び掛けました。

