(写真)黙とうする追念式参列者。左から4人目が小池晃書記局長。左は里吉ゆみ都議=1日、東京都港区
在日本大韓民国民団(民団)東京地方本部は関東大震災から103年を迎えた1日、東京都内で「韓国人殉難者追念式」を開きました。在日韓国大使館などが後援。日本共産党からは小池晃書記局長・参院議員と里吉ゆみ東京都議が出席し、民団関係者から紹介され、犠牲者を悼んで献花しました。
李赫(イ・ヒョク)駐日韓国大使は「103年前の悲劇は単なる過去の出来事でなく、現在、未来へとつながる問題だ」と主張。過去を記憶し、犠牲者を追悼し、その痛みを癒やすため「ともに努力を重ねていかなければならない」と訴え、その努力の積み重ねこそ「両国の交流と協力のための礎(いしずえ)になる」と強調しました。
民団東京本部の「経過報告」は、大震災翌日に内務省警保局長が「韓国人が各地に放火」「爆弾を所持」などデマに基づく極秘電報を発し、各地の「自警団」による凄惨(せいさん)な虐殺事件が発生したと指摘しています。
一方で「韓国人を命がけで守った日本人も多くいたことは忘れてはならない」として、韓国人を暴徒から命がけで守った横浜鶴見警察署の大川常吉署長の偉業を紹介。日本政府から市民虐殺への謝罪や説明責任がなされたとは言えないとして、大災害発生など緊急事態で重大な人権侵害が起きないよう「国は人種、民族差別防止に向けた具体的な措置を講じなければならない」と主張しています。
小池氏は式典後、昼食会に参加。李大使や民団関係者と親しく懇談しました。

