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2026年9月1日

「いこつかいしゅう早く」

山口 長生炭鉱遺骨発見1年
市民が交流

写真

(写真)事故犠牲者に寄せたメッセージを書く参加者=30日、山口県宇部市

 1942年に山口県宇部市の長生炭鉱で発生した水没事故の犠牲者遺骨の発見から1年。宇部市床波の坑口ひろばに30日、市民25人が集まって交流しました。遺骨を家族のもとへ返し、歴史を次世代に伝えていく決意を新たにしました。

 事故では朝鮮半島から強制動員された136人を含む183人が犠牲となりました。昨年8月、事故から83年を経て初めて遺骨を引き揚げ、今年2月までに複数の人骨や歯を回収。日韓政府がDNA型鑑定に着手していますが、結果は公表されていません。

 参加者は犠牲者へのメッセージを寄せ書きし、8月に韓国を訪問した青少年らが現地での交流や学びを報告。朗読会「声のバトン」では小中学生と遺族が証言を朗読し、長生炭鉱と差別の歴史に向き合いました。事故犠牲者の名前を記した183人分のLEDろうそくを坑口前に並べました。

 東京都から参加した小学4年生(9)は、初めて坑口を見て「暗くて狭い。こんな場所で苦労して仕事をしていたんだ」と語りました。メッセージカードには「一日でも早くいこつをかいしゅうできるようにがんばります」と書きました。