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2026年8月29日

ハンセン病施設 後世に

差別の歴史伝える 白川・岩渕議員ら訪問
群馬・栗生楽泉園

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(写真)入所者自治会の笠井会長(左手前から3人目)や栗生楽泉園の坂本浩之助園長(左手前から2人目)らと懇談する(右手前から)瀬古、白川、岩渕の各氏ら=27日、群馬県草津町

 日本共産党の白川容子、岩渕友両参院議員らは27、28両日、群馬県草津町のハンセン病療養所「栗生楽泉園」を訪れました。瀬古由起子元党衆院議員と有坂太宏草津町議が同行しました。

 27日には、同療養所の自治会長や園長、支援者らと懇談しました。園には現在23人が入所。平均年齢は90歳です。

 入所者自治会の笠井智会長は、最後の一人の入所者まで医療と介護を十分に受けられる将来構想と、その後も施設を残す療養所の永続化の重要性を指摘しました。療養所や重監房などの歴史的建造物を残すことでハンセン病の差別の歴史がわかり、人権を学ぶことができる記念公園をつくる構想を説明。現在はないバス停を療養所近くにつくることも求めて、「ハンセン病を若い人にも知ってもらうために実現したい。実現できる最後の機会かもしれない」と話しました。

 白川氏は、将来構想の完全実施と永続化については、「財源などの保障がないので、法改正が必要だ」と強調。財源が保障されれば、入所者がいなくなった後も医療機関として残すことができ、職員の雇用も守ることができると話しました。「国の責任とともに、無らい県運動を進めた県の責任も大きく問われている」と力を込めました。

 「群馬・ハンセン病問題の真の解決をめざし、ともに生きる会」の酒井宏明会長(党県議)は「差別を克服するためにも、早急に将来構想を具体化する必要がある」と述べました。

 岩渕氏は「これだけひどいことを国は繰り返してはいけない。そのために施設丸ごとを後世に残すため力を尽くしたい」と語りました。

 一行は歴史資料館や、反抗的な入所者を全国から連行して監禁した重監房資料館などを見学。草津町役場で、宮崎公雄町長と懇談しました。

 白川氏と瀬古氏らは28日、群馬県庁(前橋市)を訪れ、同療養所に関して担当者と懇談しました。