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2026年8月28日

新基地反対・普天間撤去を 知事選告示

誰ひとり取り残さない沖縄
デニー知事 平和な未来へ

 任期満了に伴う沖縄県知事選(9月13日投票)が27日、告示されました。3期目を目指す玉城デニー知事(66)と、高市政権丸抱えの古謝玄太前那覇市副市長(42)=自民、維新、国民、参政、保守推薦=との、事実上の一騎打ちです。25日に出馬を取りやめた下地幹郎元衆院議員も古謝氏を支援します。他に4人が立候補しました。高市政権言いなりに基地強化・戦争準備に加担する県政か、平和な未来を展望し、「沖縄のことは沖縄で決める」県政を選ぶのか。大きな岐路に立つ中での選挙戦です。


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(写真)告示日、最後の街頭演説を終え「団結頑張ろう」を行う玉城デニー知事(左から4人目)=27日、那覇市

 「誰ひとり取り残さない」沖縄を掲げるデニー知事は終日、県内各地で訴えました。自らの母の故郷である伊江島(伊江村)を背にして臨んだ出発式で、貧困家庭を対象にしたバス・モノレールの通学費無料化や中学生までの医療費の窓口無料化など2期8年の実績を紹介。とりわけ公共交通に力を入れていく考えを示しました。

 デニー氏は基地問題を巡り、辺野古新基地容認を表明した古謝氏を厳しく批判。米国防総省が、辺野古新基地が完成しても、那覇空港を念頭に「長い滑走路」を用意しなければ普天間基地を返還しないと表明したことにふれ、「普天間を返すための人質のように那覇空港を提供することは絶対に認めない。辺野古は絶対反対です」と述べ、普天間基地の閉鎖・返還、無条件撤去を訴えました。今回の知事選では、普天間基地問題が最大の争点として浮上しています。

 また、デニー氏は同日午後、那覇市の県庁前での演説で、「平和な沖縄の未来をつくる」と表明。「これ以上、沖縄に軍事基地はいらない。自衛隊の増強は認めない」と力を込め、高市政権が強行する沖縄の「戦争最前線化」を厳しく批判しました。

 一方、古謝陣営は同日午前、那覇市の県庁前で第一声を上げました。企業動員で集めた聴衆に加え、推薦を得た各党が勢ぞろいし、組織力でデニー陣営を圧倒する構えを見せました。今後、自民党幹部が相次いで沖縄入りし、テコ入れを図る構えです。