(写真)浅倉むつ子さん
(写真)上野千鶴子さん
(写真)田中優子さん
(写真)菱山南帆子さん
(写真)本田由紀さん
(写真)三浦まりさん
自民党と日本維新の会が今秋の臨時国会で衆院比例定数を45も削減する法案を成立させようと狙うなか、浅倉むつ子さん(早稲田大学名誉教授)、上野千鶴子さん(社会学者)ら各界を代表する40人の識者が呼びかけた「議員定数削減反対!緊急アクション」が26日までに立ち上がりました。緊急アクションは、比例定数削減の動きに反対する院内集会や国会包囲行動を通じて国会に意思表示し、全国各地での共同行動などで世論に働きかけようと訴えています。10月6日午後5時から7時まで、参院議員会館で緊急院内集会を開くことも発表しました。(呼びかけ人)
呼びかけ文では、「議員定数削減(特に比例代表の削減)は、議会の構成を歪(ゆが)め、民主主義の根幹を揺るがす」と述べ、「さらなる定数の削減は、国会の熟議の機能を今以上に弱体化させるとともに、多数派への権力集中を加速化し、主権者を切り捨てる結果をもたらす」と批判。「わたしたちは、主権者の幅広い声が反映される健全な民主政治をめざし、今、議員定数削減反対の一点において広く結集します」と表明し、「民主主義を主権者が取り戻すべく、法案反対の声を大きく上げていきましょう」と呼びかけています。
呼びかけ人は「(国会議員の構成は)社会との乖離(かいり)が顕著です。にもかかわらず、さらに定数を削減、それも比例議席のみを削減してしまえば、現在権力をとっている少数の人の権益が強化され、その結果として国民生活に皺(しわ)寄せがいくことでしょう」(上智大学法学部教授の三浦まりさん)などとメッセージを寄せています。

