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2026年8月26日

主張

あす知事選告示
平和で誇りある豊かな沖縄を

 沖縄県知事選があす告示されます(9月13日投票)。玉城デニー知事の3選を必ず勝ち取り、▽米軍普天間基地の無条件撤去と辺野古新基地建設中止の審判を下す▽沖縄の軍事要塞(ようさい)化を許さず、外交の力で平和をつくる▽誰ひとり取り残さないデニー県政をさらに前進させる―という歴史的意義を持つ選挙です。絶対に負けられません。

■相手は新基地容認

 知事選には、デニー知事のほか、高市早苗・自維政権が全面的に支援し、参政党なども推す古謝玄太前那覇市副市長が立候補します。

 古謝氏は、米軍普天間基地(宜野湾市)の返還を口実に高市政権が推し進める名護市辺野古の米軍新基地建設をみずから進んで公然と容認しています。

 しかし、米国防総省は、辺野古新基地が仮に完成しても、別の「長い滑走路」を日本政府が用意しなければ、普天間基地は返還しないという方針であることが判明し、政府の口実は破綻しています。

 「長い滑走路」の対象とされる那覇空港では18日、併設されている航空自衛隊那覇基地に所属のF15戦闘機が着陸時に主脚を破損し、滑走路上で動けなくなる重大事故が発生し、軍民共用空港の危険性があらわになっています。

 今回の知事選では、米国防総省の方針が明らかになって初めて県民の意思を問うことになります。デニー知事は辺野古新基地建設反対の民意を守り抜き、普天間基地の早期運用停止・閉鎖・撤去を強く求めるとしています。沖縄経済の大動脈である那覇空港の米軍使用にもきっぱり反対しています。

 高市首相は沖縄戦の戦没者らを追悼する6月23日の「慰霊の日」の記者会見で、南西諸島を「わが国防衛の最前線」とし、「南西地域の防衛体制の強化は喫緊の課題」と述べました。真っ先に沖縄が戦場になることを想定した軍事要塞化の宣言です。

■再び戦場にしない

 高市政権が沖縄の軍事要塞化を進めようとしているのに対し、デニー知事は「沖縄を二度と戦場にしない」とし、基地負担の増大につながる南西諸島での自衛隊増強や日米共同訓練、長距離ミサイルの配備で沖縄が攻撃目標になることに反対を表明。対話によって緊張緩和と信頼醸成を図り、「平和で誇りある豊かな沖縄を県民とともに切り開く」と公約しています。

 さらにデニー知事は、「誰ひとり取り残さない優しい沖縄を実現」するとし、教育費や医療費負担の一層の軽減など、子ども、若者、高齢者らへの支援充実策を示し、県民の共感を広げています。

 報道によると、高市首相は今月4日の自民党役員会で沖縄県知事選へのてこ入れを指示。西村康稔選対委員長は4月以降、6回にわたり沖縄入りしています。党幹部が次々現地入りし、企業・団体回りをしています。21日には党本部が所属国会議員に沖縄在住の支持者の名簿提供を求める文書を出しています。

 デニー知事勝利のためには、相手陣営の動きを凌駕(りょうが)する大奮闘で、広範な県民の中に支持を広げに広げ抜く必要があります。