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2026年8月24日

世界平和 どう築く

田村委員長、高校生と討論

 日本共産党の田村智子委員長は22日夜、インターネット番組「田村智子日本共産党委員長VS高校生 私たちの未来はどうなる?」(ニコニコニュース)に出演しました。軍事的緊張が高まる世界情勢下で日本と世界の平和をどう築くかなど高校生2人の質問に田村氏が答え、話しあいました。

 高校生は、「軍事的圧力を強める国や対話に応じない相手には『外交努力だけでは限界があるのでは』と不安の声もある。外交の可能性と限界をどう考えるか」と質問しました。

 田村氏は、イラン戦争などをあげ「戦争を終わらせる、戦争を未然に防ぐには外交しかない。外交には可能性しかない」と回答。高校生に「対話に応じない国とは、どこの国だと考えたの?」と問いかけました。

 高校生は「例えばアメリカや中国は、対話のテーブルに着かない状況があるのかなと不安」と答えました。田村氏は「まず米国の名前が挙げられたのは、今の世界の状況を表している」と述べ、トランプ米政権の無法な振る舞いに同盟国からも批判の声が上がり、平和の国際秩序を壊すなと圧倒的多数の国が求めていると指摘。日本政府も、相手が誰であれ国連憲章・国際法の立場で外交努力を尽くすべきだと述べました。

 高校生は、対話のテーブルに着いてもらうには「防衛力が力になる」との意見もあると質問。田村氏は、軍事力強化では対立と不信が深まると述べ、東南アジア諸国連合(ASEAN)が粘り強い外交努力で、米国も中国も日本も同じテーブルにつく東アジアサミットを毎年開催していると説明しました。韓国が、朝鮮戦争の終結と朝鮮半島の非核化の協議を一体的に進める対話の枠組みを提案していることも紹介。「対立ではなく対話」「排除ではなく包摂」の外交努力を日本も行うべきだと述べました。

 もう一人の高校生は、共産党は軍事費増額に反対しているが、日本が攻撃されないためにどんな対策が必要かなどを尋ねました。

 田村氏は、現に無法な戦争を米国がしている時に専守防衛も投げ出し、米軍の指揮統制の下に自衛隊を組み込み、外国を攻撃するミサイルまで持つことは、むしろ戦争の危険を高めると指摘。高市早苗首相の「台湾有事」発言の危険性にも言及し、中国にも米国にも武力行使は許されないと働きかけることが日本の平和を守る道だと答えました。

 高校生は「軍事力ではなく平等の環境で話し合っていくのが大事だと感じた。一つずつ信頼関係を築きながら解決していけたらいい」と感想を語りました。