(写真)ICC赤根所長らへの制裁をやめろ、と声をあげる人たち=21日、東京都港区
米トランプ政権が国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長らを制裁対象にするとした発表に抗議する緊急アクションが21日、東京都港区にある米大使館前で行われました。呼びかけは、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)とジェノサイドに抗する防衛大学校卒業生の会。緊急の呼びかけにもかかわらず約130人が集まり、参加者らは米大使館に向かって「ICCへの制裁やめろ」「国際秩序を破壊するな」と抗議の声を上げました。
NAJATの杉原浩司代表は、悲惨な第2次世界大戦のあとも米国は世界中で虐殺を続けていると強調。そうした中でも虐殺が処罰されるよう頑張っているのがICCだと話し、トランプ大統領やプーチン大統領、ネタニヤフ首相など戦争や虐殺を行う為政者に対して「ICCに公正に処罰される日まで一丸となって頑張りましょう」と参加者に呼びかけました。
卒業生の会の平山貴盛代表は、米国政府による制裁の狙いは戦争犯罪に関与したネタニヤフ首相らをかばい、自国の行う違法な軍事行動への責任追及を免れるためだと指摘。このような制裁がまかり通れば国際法や秩序は存続できないとして、「米国政府に抗議し、立ち向かうため、私たちはアメリカ大使館前に集まりました」と訴えると、参加者からは歓声が上がりました。

