日本共産党

メニューとじる

すべての記事が読める

赤旗電子版購読お申し込み

2026年8月22日

教育のつどい開幕

平和な社会 子どもたちへ

写真

(写真)オープニング企画で「先生をもっと増やそう!」を合唱する合同合唱団=21日、名古屋市

 教職員と保護者、研究者、市民らが子どもと教育について語り合う「みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい―教育研究全国集会2026」が21日、名古屋市で開幕し、開会全体集会に1200人(オンライン含む)が参加しました。憲法と子どもの権利条約がいかされ、誰もが輝く教育と社会を確立しようをメインテーマに、3日間の日程で開かれます。主催は全日本教職員組合など26団体でつくる実行委員会。

 開会あいさつをした実行委員会代表委員の池田亮子さん(新日本婦人の会副会長)は沖縄研修旅行中に転覆事故で亡くなった同志社国際高校の女子生徒ら2人を追悼しました。同時に文部科学省が研修旅行を教育基本法違反としたことで平和教育が萎縮する不安があるとのべ、「平和な社会を子どもたちに手渡すために先生方と私たち保護者が一緒に考えていくことが必要」だと指摘。これまでの教育のつどいで「教育は自分自身や世界を問い直し、互いを尊重する力を育てることだ」と学んできたと話しました。

 現地実行委員長の石井拓児名古屋大学教授は、つどい開催までに17回のプレ企画を実施して準備してきたとのべました。今の時代に平和や民主主義、子どもを大切にする教育を実践することの意義を強調。「私たちの誠実さと勇気を確かめ合う時間にしたい」と語りました。

 討論の呼びかけをした大島和重事務局長は、「ものごとの本質を学ぶ意欲がわくような授業を研究しよう。自主性が保障された教育実践を交流しよう」と呼びかけました。

 岡野八代同志社大学教授が「政治をアップデートする」と題して講演。憲法にもとづき個人の尊厳を大切にすることと平和との関わりを語りました。オープニングでは「愛知教職員合唱団きぼう」の呼びかけで集まった合唱団が「先生をもっと増やそう!」などの曲を歌いました。

 北海道稚内市の中学校教員(36)は岡野さんの講演を聞いて、「一人ひとりの尊厳を大切に学級をつくることを改めて大事にしたい」とのべ、「つどいの3日間で若い先生方の奮闘を知り、つながりをもちたい」と期待を話しました。