(写真)告発文書を読む高橋芙蓉子さん(中央)=19日、厚生労働省内
全日本年金者組合は19日、「女性の低年金は人権侵害にあたる」として、その是正とジェンダー平等の実現を求めて国際労働機関(ILO)に情報提供し、国連ビジネスと人権ワーキンググループに告発すると厚生労働省で会見しました。
告発文書を作成した高橋芙蓉子さん(83)は「結婚後、夫の金遣いの荒さや言葉の暴力もあり、自立できるよう、男性と変わらない肉体労働で35年間働いてきたが、昇進も昇給もなく、年金は月10万円ほどだ」とのべ、年金制度の男女不平等の改善を訴えました。
廣岡元穂副委員長は、ILO第102号(社会保障の最低基準)条約に基づいて厚生労働省との交渉内容など追加情報をILO本部に送付したとして、「100号(同一価値労働同一賃金)条約、156号(家族的責任を有する労働者)条約の追加情報も本日中に送付する」と述べました。
村田泰子女性部長は、女性差別撤廃条約で男女平等の社会保障の権利を定めているとして「日本の女性の低年金問題を大きく知らせていきたい」と語りました。

