(写真)祝辞を述べ大きな拍手を受けた山添拓議員=15日、都内
在日本大韓民国民団(民団)は15日、都内で日本の植民地支配からの解放81周年を祝う「光復節」中央記念式典を開きました。
金利中(キム・イジュン)団長は、この日が「民族の尊厳を取り戻し、自由と平和、そしてより良い未来へ進もうとした崇高な精神を改めて確認する日」だとあいさつ。いま日本社会で外国人をめぐる政策と言説が厳しくなっていると述べ、「同胞の生活権と人権が不当に侵害されることのないよう、透明性と公平性ある制度運用を求めていく」と強調しました。排外主義やヘイトスピーチ、差別を決して看過せず、「すべての人が安心して暮らせる共生社会の実現に向けて、堂々と声を上げていく」と表明しました。
来賓として日本共産党からは山添拓政策委員長・参院議員が祝辞を述べました。
山添氏は、日韓間の往来や交流の発展を歓迎すると同時に、在留資格の更新手数料の大幅引き上げや、三重県のように職員採用に国籍要件を復活させようとした動きなど排外主義の強まりに触れ、「一番の原因は過去の侵略戦争と植民地支配に対する反省のなさだ」と批判しました。
朝鮮半島出身者ら外国籍の元BC級戦犯への援護を求めた自身の国会質問を紹介し、「戦前は植民地支配で一方的に『日本人』とし、戦後は選択の余地なく国籍をはく奪して管理と排除の対象にした。今また政治が恣意(しい)的な判断で排除を強めることは断じて認められない」と力を込めました。
山添氏はまた、選挙を利用したヘイトスピーチの拡散は許されないと強調し、永住外国人の被選挙権を含む地方参政権の実現に向けても粘り強く取り組むと述べました。
他に公明党の西田実仁幹事長が祝辞を述べ、立民の水岡俊一代表のメッセージが紹介されました。

