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2026年8月16日

靖国参拝 4閣僚

首相は玉串料 自民役員ら大挙

 高市自維政権発足後初の終戦記念日となった15日、過去の日本の侵略戦争を肯定・美化する靖国神社(東京・九段北)への閣僚や自民党幹部らの参拝が相次ぎました。


 閣僚では小泉進次郎防衛相や黄川田仁志沖縄・北方担当相、城内実経済財政担当相、小野田紀美経済安全保障担当相の4氏が参拝。終戦記念日の閣僚参拝は7年連続ですが、近年は1~3人で推移しており、4閣僚も参拝したのは20年以来。高市早苗首相は参拝を見送りましたが、自民党の鈴木俊一幹事長を通じ、党総裁として私費で玉串料を納めました。いずれも同政権の侵略戦争への無反省ぶりを示すものです。

 現職の防衛相が終戦記念日に同神社を参拝したのは2024年の木原稔氏以来2年ぶりで2人目。過去には稲田朋美氏が16年末に、岸信夫氏が21年8月にいずれも防衛相として参拝していますが、終戦記念日ではありませんでした。小泉氏は参拝後、記者団の取材に応じませんでした。

 自民の鈴木氏は、有村治子総務会長、西村康稔選対委員長とともに参拝。自民の萩生田光一幹事長代行や参政党の神谷宗幣代表、日本保守党の百田尚樹代表も参拝しました。

 自民党を中心とする「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・逢沢一郎同党衆院議員)の89人も同日集団で参拝。日本維新の会9人、国民民主党3人、参政党8人、チームみらい1人、諸派・無所属2人も含まれています。

 靖国神社は、戦前・戦中に国民を戦争に動員する役割を担い、戦後は日本の過去の侵略戦争を自存自衛の“正しい戦争”だったと美化し宣伝している施設です。同神社への参拝や記帳、玉串料などの奉納は宗教行為で、閣僚や国会議員によるこれらの行為は憲法が定める政教分離の原則に反するとともに、同神社の主張と同じ立場に立つことを示すものです。