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2026年8月15日

千葉豪雨 床上浸水が相次ぐ

柏の住宅街 「激流 人が立てないほど」

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(写真)床上まで浸水し、浮き上がってきた掘りごたつ(畳の中央)を指す男性=14日、千葉県柏市

 13日からの記録的大雨で床上浸水などの住宅被害が相次いだ、千葉県柏市の東武鉄道野田線高柳駅近くの住宅街。14日午後も所々で、道路をふさぐように、動かない車両がありました。ラジエーターに枯れ草などがからみついたものが多く、「レッカー依頼しています」と紙を貼った車もありました。

 地区を流れる川のフェンスにも、男性の太ももほどの高さまで枯れ草やゴミが引っかかっていました。

 「泥の色をした激流。人が立っていられないほどの速さの流れだった」

 自宅の片付けに追われていた30代の会社員が、前夜の様子を振り返りました。道路から1メートルほどの高さまで浸水したといいます。

 双子の乳児がいるため、おむつなどや家電を2階に上げて水位が下がるのを待ちました。床は「ぎりぎり」浸水を免れましたが、コンクリートの基礎部分に水がたまり、ポンプでの排水を続けていました。

 近くには臨時の災害ゴミ置き場ができ、水に漬かった棚やじゅうたん、ソファなどの家具類や寝具、スーツケースなどが積み上がっていました。

 定年を過ぎた70代の男性の自宅は、床上40センチほどまで浸水しました。

 床下の掘りごたつが浮き上がってきたといいます。この日は水を吸った畳を立て掛け、風を当てていました。「38年住んでいるが、こんなことは初めてだ」

 日本共産党の武藤みつえ市議はこの日、被災者に声をかけて歩き、聞いた要望について市に確認。結果を「ゴミ出しの件」「床下消毒」「罹災(りさい)証明書」などの項目に分けて印刷したA4判の紙を配っていました。

 柏市内では、柏駅西口の駅前一帯も冠水して路線バスが一時運休。市川市では数カ所で土砂崩れが報告されました。台所やトイレの水が逆流した住宅もありました。県庁や自治体施設が帰宅困難者向けに開放されました。

 日本共産党は、松戸・鎌ケ谷地区委員会が13日中に災害対策本部を設置し、14日には議員を中心に県や市への聞き取りや市内を被害調査するなど、全県で対応に全力を挙げています。