9月の沖縄県知事選と同時にたたかわれる沖縄統一地方選で、日本共産党は14市町村議選に19人の予定候補を擁立し、玉城デニー知事の3選必勝と併せて全員当選をめざしています。今回の知事選で、高市政権が全面支援する古謝玄太氏の推薦に名を連ねた参政党や国民民主党も新たな議席奪取と伸長を狙っています。各党が議席増にしのぎを削る沖縄統一地方選は、これまで以上の激しく厳しいたたかいになっています。
(写真)沖縄県知事選と沖縄統一地方選必勝に向けた「日本共産党&うまんちゅ大演説会」で、玉城デニー知事(中央右)や日本共産党の志位和夫議長(その左)とともに激励に応える統一地方選の予定候補者ら=7月26日、那覇市
日本共産党の19予定候補は「沖縄を二度と戦場にさせない」と沖縄の心を貫くデニー知事を支え、「平和で誇りある豊かな沖縄」を掲げています。県民が総意として求める米軍普天間基地(同県宜野湾市)の撤去を実現し、日米両政府が強行する同県名護市辺野古の新基地建設を断念させようと、全力を挙げています。
一方、辺野古新基地をはじめ沖縄の戦場化を想定した基地増強を進める自民・高市政権は、参政・国民民主両党などを抱き込み、総がかりで民意を押しつぶそうと狙っています。
参政党は、沖縄市議選に前回当選の3倍となる現職・新人3人を擁立すると決定。さらに3市議選で議席奪取を狙い、石垣市2人、宜野湾市1人、うるま市1人(いずれも新人)を擁立するとしています。
同党は、次期統一地方選に向けて全国で600人の擁立をもくろむ「プロジェクト600」を打ち出しており、候補者の募集に躍起になっています。同党県連は4月17日の県庁での記者会見で、14市町村に計13人程度の擁立を目標にしていると明らかにしていました。このうち名護市、沖縄市、宜野湾市、石垣市、うるま市、西原町、北谷(ちゃたん)町、南風原(はえばる)町、八重瀬町、読谷(よみたん)村の10市町村は日本共産党も予定候補者を立てています。
同党の神谷宗幣代表は、6月23日の那覇市内での街頭演説で、沖縄の統一地方選に言及。「名護にも1人確実に立てたい。2人ぐらい立ってもいい。沖縄市は3人行く」などと述べていました。
また、同党県連は7月14日にもX(旧ツイッター)への投稿で、うるま市や、擁立未定の名護市、北谷、南風原、八重瀬各町、読谷村などを列挙。「まだまだ候補者を募集しております」としていました。
国民民主党は、地元紙の報道によると10人擁立を視野に、県内11市すべてでの議席奪取も狙っています。現時点で沖縄市議選に2人(1人は現職)、石垣市議選で新人1人などの擁立を決定しています。
同党は、7月20日に玉木雄一郎代表が沖縄市入りし、3カ所での街頭演説でテコ入れ。沖縄統一地方選での勢力拡大に執念を見せています。
デニー県政の打倒に総力を傾ける自民、公明も多数の候補を擁立する見通しです。知事選と連動して票の積み上げを見込むセット戦術が徹底して行われるとみられるだけに、共産党19予定候補の猛奮闘と全員当選こそが、デニー知事の必勝をめざす上でも不可欠な情勢となっています。
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沖縄統一地方選に挑む日本共産党の19予定候補は次の通りです。
(自治体名、定数。予定候補者の右は年齢、現新)
【9月6日告示、13日投票】
◆名護市26
よしい俊平 33現
(前回当選1)
◆沖縄市30
チバあやこ 57現
しまぶく恵祐39新
(前回当選2)
◆宜野湾市26
宮城マサル 62現
(前回当選1)
◆石垣市22
井上みちこ 73現
(前回当選1)
【9月8日告示、13日投票】
◆北谷町19
新垣ちあき 50現
(前回当選1)
◆西原町16(3減)
伊計ひろこ 65現
(前回当選1)
◆南風原町16
トーマ嗣春 73現
島袋かずみ 60新
(前回当選1)
◆八重瀬町16
神谷 セ一 72現
(前回当選2)
◆東村8
イサ 真次 64現
(前回当選1)
◆大宜味村10
大山みさこ 73現
(前回当選1)
◆伊江村10
玉城むつこ 67新
(前回当選1)
◆読谷村19
イサ 真武 70現
(前回当選2)
◆渡名喜村6
上原シゲハル71現
上原タケミ 74現
(前回当選2)
【9月27日告示、10月4日投票】
◆うるま市30
伊盛サチコ 70現
金城かなえ 48現
玉城ナオキ 64新
(前回当選2)

