日本共産党の志位和夫議長は13日、以下の談話を発表しました。
一、ロシアのプーチン大統領は13日、自身としては初めて日本の領土である千島列島の択捉島を訪問した。ロシアが不当に併合した千島列島の占領の固定化を図ろうとするもので、日ロ領土問題の公正な解決に反する行動であり、断固として抗議する。
一、同大統領は、千島列島が第2次世界大戦の結果としてロシア領となったなどと述べているが、日ロの領土問題は、第2次世界大戦の終結時に、ソ連が「領土不拡大」という戦後処理の大原則を踏みにじって、日本の歴史的領土である千島列島を自国領土に一方的に編入し、北海道の一部である歯舞群島、色丹島までも編入したことによって起こったものであり、最悪の覇権主義の現れの一つであったことを厳しく指摘したい。
一、ロシアがウクライナへの無法な侵略戦争など覇権主義的な行動を強めている今、領土問題の解決のためには、国際的道理にたった行動がいよいよ大切である。日本政府がサンフランシスコ講和条約にある「千島放棄」条項を不動の前提とせず、第2次世界大戦の戦後処理の不公正を正すという立場に確固として立ち、全千島列島と歯舞群島、色丹島の返還を求めることが必要である。わが党はその立場で政府が領土交渉の立て直しを図ることを強く求める。

