27日告示、9月13日投票の沖縄県知事選で、自民、維新、国民民主、参政などから推薦を受け、立候補を表明している古謝玄太氏の陣営関係者が8日、対立候補の玉城デニー知事の支援者を「極左暴力集団」などと攻撃する暴言を行ったことが分かりました。
暴言を発したのは、自民党県連幹事長代理の大浜一郎県議(石垣市選出)。8日に開かれた同市内での古謝氏陣営の決起集会で、「(デニー知事を)支えている勢力はいったい何なんだ、といつも思っている。極左暴力集団なんかが全部支えている。警察も認めた」と言い放ちました。
県議会ではこの間、県警幹部が「沖縄の基地反対運動を行っている者の一部には、極左暴力集団も確認している」などとする答弁を繰り返しています。しかし、「基地反対運動参加者の一部」を、デニー知事を支える陣営全てであるかのように結びつける発言は、事実をゆがめるデマ、誹謗(ひぼう)中傷に他なりません。
デニー知事の選挙母体「県民と歩む会」の新垣邦男事務総長らは9日、古謝氏陣営の事務所(南風原=はえばる=町)を訪ね、抗議文を提出。暴言は県民の名誉と尊厳を傷つけ、地域社会の対立と分断をあおるものだとして、発言の撤回と公の場での謝罪を強く求めました。
抗議文は「デニー知事を支援する県民や団体、政党は、沖縄の平和と自治、県民福祉の向上をめざし、平和的・民主的な活動を整然と行っている」と強調。「極左暴力集団」と決めつける暴言は誹謗中傷に他ならないとして、民主主義の根幹を踏みにじる暴挙と厳しく批判しています。

