(写真)会見する(左から)田中重光さん、田中熙巳さん、濱住さん=10日、長崎市
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は結成70年を迎えた10日、結成地・長崎市で会見し、声明「ふたたび世界への挨拶(あいさつ)」を発表し、核兵器も戦争もない社会に向けた闘いを訴えました。
声明は「核兵器禁止条約に日本が署名、批准することは世界に対する被爆国の歴史的責務だ」と強調。核兵器も戦争もない人間社会を築くのは、世界の市民一人ひとりだとして、「私たちは残されたいのちの限り訴え続ける」と決意を表明し、ともに闘うことを呼びかけています。
田中熙巳(てるみ)代表委員は会見で、原爆投下から11年後1956年の結成当時を振り返りました。長崎で開かれた第2回原水爆禁止世界大会の被爆者援護の分科会で「お集まりの被爆者のみなさんは別室にお集まりください」と呼びかけられ、そこで「世界への挨拶」と規約を決め、分科会は日本被団協の結成総会に変更されたと紹介。「全国の被爆者が力強く運動を始めた」と語りました。
田中重光代表委員は、日本政府が「戦争国家」づくりに突き進んでいると批判。戦争があったからこそ核兵器が使用されたと指摘し、戦争は絶対にやってはいけないということを広めたいと語りました。
濱住治郎事務局長が、日本被団協結成宣言を紹介し、声明を読み上げました。

