日本共産党奈良県委員会(鎌野祥二県委員長)は6日、「『飛鳥・藤原の宮都(きゅうと)』世界文化遺産登録にあたっての見解」を発表しました。
7月に韓国・釜山で開かれたユネスコ世界遺産委員会で奈良県の明日香村、橿原市、桜井市にある宮殿・寺院跡など19資産が世界文化遺産に登録。「見解」では、1996年に発表した「世界遺産登録についての日本共産党の提言」のなかで「飛鳥・藤原」地域の遺跡群の登録を提唱してきた立場から今回の登録を歓迎すると表明しています。
登録に至った教訓として、長年にわたる調査研究の積み重ねと地元自治体・住民の努力があったと述べるとともに、奈良県が99年に飛鳥池工房遺跡を破壊して万葉文化館建設を強行したことは「重大な問題として教訓にしなければならない」と指摘しています。
今後は登録外の遺産も含めた地域全体の文化遺産と景観の保全を住民合意で進めるとともに、地域住民の暮らしと農業を守ることと一体になって保全・活用を進めることを強調。文化遺産の調査研究を安定的に継続できる十分な予算措置を国・県に求めています。

