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2026年8月8日

2026熊本地震 温かい食事・野菜・ベッド…被災者の要望切実

八代・宇城両市 田村委員長が調査

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(写真)避難生活を送る人たちから状況を聞く、(奥右から)仁比聡平参院議員、田村智子委員長、東なつこ県副委員長・県議予定候補、田村貴昭前衆院議員=7日、熊本県宇城市の豊野防災拠点センター

 日本共産党の田村智子委員長は6、7両日、最大震度7を記録した熊本地震で被災した熊本県八代市と宇城市豊野町の避難所を訪れました。経験のない猛暑が続く中、避難所に身を寄せる人たちの要望を聞き取りました。仁比聡平参院議員と田村貴昭前衆院議員、松岡勝県委員長、東なつこ副委員長・県議予定候補、橋本徳一郎八代市議(6日のみ)が同行しました。

 6日は八代市の避難所(106人が避難)を調査。冷房は使用でき、2~3日前から段ボールベッドで休めるようになったと市の担当者からの説明を受け、避難している住民から話を聞きました。

 約600世帯の自治会の会長を務める男性(77)は、自治会名簿を手に「会員に何度連絡してもつながらない。避難所にも来ておらず心配です」と顔をくもらせました。田村氏は「個人で安否確認は難しい。行政と連携して把握・確認できるようにする必要がありますね」と語りました。要望を尋ねると、男性は弁当が届かず、パンやカップ麺、バナナばかりだと述べました。田村氏は「温かい食事や野菜が届くよう改善を求めます」と応じました。

 田村氏は避難所の運営スタッフに敬意を表しつつ、子どもの居場所、女性や子どもの安全の確保への配慮を要望しました。

 7日には、宇城市豊野町で避難所となっている防災拠点センターを訪問。断層が近く、大人数を収容できる大部屋が損壊し使用不能に。倉庫から段ボールベッドも取り出せず、発災から10日が経過しても避難者は床に雑魚寝状態です。

 自宅が全壊した女性(86)は、床に毛布やカーペットを重ねて横になっていました。「段ボールベッドがほしい。防災訓練では段ボールベッドを作る訓練もしたのに」と語りました。74歳の女性は「10日間、野菜を全く食べていないのでつらい」。69歳の女性は「暑い中、車がないので電動自転車を置いてほしい」「情報がなくて大変」と語りました。

 田村氏らはその場に居合わせた内閣府の巡回チームに「段ボールベッドやパーティションが緊急に必要だ。直ちに対応を」と求め、担当者は「分かりました」と応じました。

 壁が一部崩れ、屋根にも被害が出た自宅で生活する夫婦にも話を聞きました。男性は「罹災(りさい)証明の申請をしたいが、市は1日60人までしか対応できず、朝早く並んでも申請できない」と述べ、女性も「10年前の地震でも被害があり、ここに住めるか」と不安げ。田村氏は「住宅再建の支援が手厚くされるよう要望しています」と応じました。