日本共産党

メニューとじる

すべての記事が読める

赤旗電子版購読お申し込み

2026年8月6日

全国都道府県委員長会議

小池書記局長の討論のまとめ

 4日に開かれた全国都道府県委員長会議での小池晃書記局長の討論のまとめは次の通りです。


写真

(写真)討論のまとめを述べる小池晃書記局長=4日、党本部

 25人の同志が発言をされました。どの方も、今回の提起を正面から受け止めて、前向きに頑張っていく決意にあふれる発言でした。

 熊本県委員長からリアルな現場の実態、被災者のみなさんが苦しみに直面していること、党の地方議員と党組織あげて、寄り添って支援にとりくんでいることが語られました。全国のみなさんからも連帯の決意がそれぞれ語られました。引き続き、被災者の救援、くらしと生業(なりわい)の再建のために党として全力をあげていきます。救援募金も被災地に届けますので、あらためてご協力を訴えます。

「飛躍期間」の目標--「容易ならざる目標」だが、「やれない目標」ではない

 8月、9月を「飛躍期間」とし、大会までの目標の4分の1を「中間目標」としてやりぬき、党大会成功へ向かおうという今回の幹部会決議の中身は、大変歓迎され、前向きに受け止められました。

 報告を視聴した方からの感想文でも、「9月末までの『中間目標』の提示は、これまでの全国の努力をふまえたもので、困難を切りひらいていく勇気をふるいたたせるものでした」(広島)、「週末に行われた地区総で、(8中総の中間目標のままだと)途方もない数字に『まあやれないよな…』という空気感になっていました。報告の中でも、4分の1にしても容易なことではないと述べていましたが、その通りです。しかしやれない数ではない。やはりすべての支部の活動にできるかどうか、ここにやりきれるかどうかの肝があると思います」(愛知)、こういう受け止めが寄せられています。

 「集中期間」での全党の猛奮闘が、重要な前進の一歩を築いた。それが、こういう提起ができる土台をつくったわけです。そのことにお互いに確信をもち、容易ならざる目標ではあるけれども、やれない目標ではない。やりぬく条件はつくってきた。ならば、やりぬこうではないかということを訴えたい。

 8月、9月に「飛躍期間」の目標をやりぬけば、党大会成功への道が大きくひらかれてきます。そういう目標として全力をあげることを、よびかけたいと思います。

全支部運動のカギを握る「手紙」と「返事」--「中間報告」を生かそう

 どうやって飛躍をつくるか。全地区、全支部のとりくみにできるかどうかが決定的です。幹部会決議で述べているように、8、9月で、6割以上の支部が入党の働きかけに踏み出すとりくみに発展させることができるかどうかです。そして、全支部の運動にしていくうえでの決定的なカギを握るのが、やはり「手紙」と「返事」のとりくみだということが、今日の議論で確認できたのではないでしょうか。

 各県で努力されている経験が、さまざま紹介をされました。石川県では、7割の支部が「返事」を寄せるなかで、支部の「返事」をうけて、「集い」などの具体的なとりくみに機関も力をあわせて、成果もあがっている。徳島県では、県常任委員会がよく「返事」を読んで、どういう内容か具体的に議論して、支部の援助に生かそうとしている。島根県では、「このとりくみを通じて、支部の一覧表をつくった」。中間選挙で遅れていたけれども、一覧表をつくって「返事」を出した支部が17%から64%まで引き上がり、7月の読者拡大の成果支部も15%から25%に上がったということでした。

 こうして「手紙」の「返事」を広げていくことが、全党運動の大きな力になっていくということを教訓として広げていきたい。そのさい、田中悠副委員長の「返事」についての中間報告、これが感想文でも大歓迎されています。これを機関で、支部で、ぜひ議論して生かしていくことをよびかけたいと思います。

「二つのチャレンジ」で新しい層に広げる運動に

 「二つのチャレンジ」が真剣に追求されて、新しいところに結びつきを広げ、党を広げている経験も語られました。

 東京では、「集中期間」の入党者の46%が50代以下の若い世代でしたが、そのほとんどが新しい結びつきだったということでした。ストリート対話などに打って出れば、必ず党に希望を見いだす方、注目を寄せている方と新しい結びつきを広げることができる。その多くが若い世代で、情勢は大きな可能性をはらんでいる。そういう方々と綱領や「赤本」の学習を重ねる中で若い世代を党に迎え、そこには有名な大企業で働いている方々が何人も含まれている。「赤本の学習の中で、格差、搾取、自由な時間などのキーワードに反応して入党してくれている」ということでした。

 ここに大きな可能性があるし、やはりこういう形で新しい層に広げていくということなしに、党づくりの運動は長続きしないと思います。

 「いまあるつながり」を生かし、「記念講演」とダイジェストを徹底的に活用してどんどん飛躍をつくりだすことと、先を展望して、「二つのチャレンジ」で「新しいつながり」を広げることの両面をしっかり追求する、青年学生を対象に「赤本」学習会を広げていくことも重視する--「今あるつながり」への働きかけと、「新しいつながり」を広げることの両方にとりくんでこそ、運動が末広がりに発展し、世代的継承の道も大きく開けてくる。法則的発展と飛躍が可能になると思います。こうした観点からも「二つのチャレンジ」を真剣に追求していくことを強調したいと思います。

1万4千人に働きかけた条件を生かし、記念講演を活用して

 同時に、今までのつながりを生かすという点でも、貴重な経験が語られました。

 大阪・豊中地区委員会のある地域では、議員と役員で、支部の党員に「赤リーフは誰に渡したんですか」と聞いて名簿にし、「どんな返事でしたか」と反応や中身も聞いて、「もう一度一緒に話を聞きにいきましょう」というとりくみをやっている。その中で正面から入党をよびかけて、3人の党員を迎えているということでした。地区委員長は、こうした活動に記念講演のダイジェスト動画を使っていきたいと語っているということでしたが、こうした形で、今までのつながり、「集中期間」で1万4千人に働きかけた条件を生かし、おおいに記念講演で働きかけていくということも非常に大事ではないかと思います。

 今日の討論で、さまざまなヒントが出されたし、私たちも多くを学びました。ぜひ全地区、全支部のとりくみに発展をさせて、必ず目標を実現しようではありませんか。

幹部会決議をただちに討議し、具体化し、盆前から行動を

 今後のとりくみについて、討論の中で何人もの方が、8月が勝負だ、しかも8月上旬、盆前が肝心だということが語られました。ただちに討議し、具体化し、そして行動に立ち上がる。その際に、正面から目標を議論することが何よりも大事です。

 神奈川では、メリハリをつけたとりくみが大事だということで、8月8日から11日を8月前半の節として、「集い」も設定して、入党者を迎えていく。後半は、17日に地方議員・候補者などの交流決起集会を行うということでした。

 常任幹部会としても、本日、「飛躍期間」の推進本部体制を確認しました。今日の会議を受けて、全党がただちに打って出ることをよびかけます。

 7日には地方議員・候補者の決起集会があります。これも成功させ、8月初頭からダッシュして前半に見るべき成果を上げ、もちろんお盆には適切に休みをとりましょう。

 そして休み明けにはただちに立ち上がり、8、9月で「飛躍期間」目標を達成し、9中総、10中総を目標達成のとりくみの中で迎え、さらに党大会成功への道を切り開こうではありませんか。

8月、9月の意味を胸に刻んで頑張りぬこう

 最後に、志位和夫議長が昨日の幹部会の「閉会のあいさつ」で強調されたことを、紹介しておきたいと思います。

 「今日、こういう議論ができているのはひとえに6月、7月頑張ったからです。6月、7月に全党のみなさんが頑張って、第一歩だけれども前進をつくった。止まっていたものを動かした。そして耕した。そういう頑張りがあったから、今日こういう提起ができたわけです。もし6月、7月が、そういうとりくみにならなかったら、なかなか党大会に向けての展望が開けてこなかったと思います。まさに全党のみなさんの頑張りが今度の方針をつくったと言えます。

 これは、これからについても同じことが言えます。8月、9月の『飛躍期間』、これを本当にやれるかどうかにまさに党大会の成否がかかってくる。これで成果を残すことができたら、党大会への成功の道が、大道が開けてきます。6月、7月、止まっていた運動を起こすというのは大変な努力が必要だったし、これを飛躍させるにはもっと大きな努力がいるけれども、これをやったら次は必ず大会の成功につながります。そして大会が成功すれば、党の未来も、そして統一地方選挙も、国政選挙も全部先が開けてきます。そういう8月、9月だということをお互いに胸に刻んで、腹をすえて頑張りぬこうではありませんか」

 8月、9月の活動のもっている決定的な意味を胸に刻んで頑張りぬくことを心からよびかけて討論のまとめとしたいと思います。