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2026年8月3日

熊本地震 人手もケアも不足

熊本・宇土 共産党訪問に被災者

 熊本地震で被害を受けた住民の声を政治に届けようと、日本共産党熊本県委員会は2日、前日に引き続き被災者アンケート活動を行いました。宇城地区では地方議員、党員ら15人が宇土市で在宅被災者を訪ね、要望を聞きました。(田中正一郎)


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(写真)熊本地震で壊れた2階壁を指さす被災者と党員ら=2日、熊本県宇土市

 宇土市では同日、時間制限を設けた配水が始まりましたが、一部地域では断水が続きました。午前中に断水のなか、家の片付けをしていた66歳の女性は「(トイレや掃除の)水くみに行かなければいけないけれど、家では年寄りの世話で人手が必要。孫たちはよそに預けなければいけなかった」と手を止めて語ります。

 42歳の娘は「台風が近づくと聞いているが、2階の壁が壊れていて心配。業者も忙しくて来てくれず、どうしていいか分からない」と窮状を話しました。

 罹災(りさい)証明書の申請に行ったという女性(69)は「3日前、申請に行ったらもう締め切りと言われた。翌日は午前7時から並んで11時までかかった。私は136番目で200人くらい並んでいた」と窓口の混乱を振り返りました。

 自宅の地盤の沈下を心配する男性(74)は「10年前の熊本地震では大規模半壊でも保険会社が認めず、保険では修理するのに足りない。今回は柱に亀裂ができ、余震では換気扇が落ちてきた」と被害を説明し、補修への支援を訴えました。

 災害があった時には「共産党しか来ない」と述べ、党員らを激励する被災者も。臨時閉店の中華料理店の店主は、壊れた洗浄機の修理代金に悩む一方、「避難所の炊き出しをしたい」と申し出ました。

 「地震の後、子どもたちの落ち着きがない」「夫婦げんかが絶えない」と精神的な影響の訴えもあり、行政の支援が急がれます。