(写真)訴える玉城デニー知事=26日、那覇市
沖縄県知事選などの必勝に向け26日に開かれた「うまんちゅ大演説会」で、玉城デニー知事が訴えた決意(要旨)を紹介します。
3回目の挑戦に向け、誰一人取り残さない優しい社会、平和で誇りある豊かな沖縄を実現のために、一つひとつ足跡を残してきた2期8年だったということで、各地で報告会をさせていただいています。
コロナ以降、観光がV字よりもI字に近い形で回復が進み、2025年度は過去最高の1094万人の観光客をお迎えしました。観光関連収入も過去最高で1兆円を突破しました。好調な流れがさまざまな産業にいい影響を及ぼし、24年度の決算ベースで県税の収入は過去最高の1997億円です。
企業と従業員のみなさんの稼ぐ力を同時に高めていければ、全国で最も低い県民所得の額を上向きにできるのではと考えています。県経済は先行きが非常に明るいと、各金融機関の報告にも出ています。
そして、物価高の緊急対策としてガス代支援、畜産関係の飼料代などを手当てしました。今年度の県予算は35年ぶりに全会一致で決まり、過去最高9468億円となりました。
私の実績の中で、昨年4月から中学生への給食費の半額を県が負担し、給食無償化がスタートしました。今年4月からは国への要望が実り公立小学校が無償化できました。私立小学校は公平な支援につながるようサポートしています。
バス・モノレール通学無料化は、バス賃ねん出のためのアルバイトで勉強する時間がないという女学生の声に端を発し20年から実施しています。中学卒業までの医療費窓口無料は22年にスタートしました。
知事就任後に可決された条例で最も新しいものは、子どもたちを、人権を有する一人の人間として声を政策に生かしていこうというこどもの権利条例です。これからも県民の声をしっかり聞きとめ、全身全霊で頑張っていきたい。
沖縄発展の一番大切な礎は平和です。平和だからこその観光、経済です。戦後の厳しい状況から先人たちが沖縄を復興させるため、何を共通の思いに立ち上がったのか。二度とこんな苦しい思いをさせないでおこうねと、平和の心をちむぐくる(真心)、命(ぬち)どぅ宝として大切にしてこられたと思います。
ぜひ3回目の挑戦にあたっても、基地のない平和な島に向かって進む沖縄21世紀ビジョンを実現化するために、遠い道のりかもしれませんが、ブレずに諦めずにみなさんと一緒に明日の希望を夢見て歩んでいきたい。一緒に頑張っていきましょう。

