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2026年7月19日

日本共産党創立104周年記念講演会 ビデオメッセージ

 18日の日本共産党創立104周年記念講演会では、俳優の日色ともゑさん、ニューヨーク在住のライターの佐久間裕美子さん、パリ在住のファッションデザイナーの宮白羊さん、東京大学大学院教授の本田由紀さんからビデオメッセージが寄せられました。

ぶれずに続く素晴らしさ
俳優/劇団民藝 日色ともゑさん

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 日本共産党創立104周年おめでとうございます。

 104年前ということは大正11年だと聞いて、私の母が子どもの頃だという、そこからずっと続いているということに素晴らしいなと思っています。その党をずっとずっと応援できていることも偉いと自分自身もそう思います。

 毎朝「しんぶん赤旗」を読んで家を出てくるんです。自分が成長できたのは「しんぶん赤旗」のおかげだなと。これ、お世辞じゃなく思っています。他の新聞も読むことにしていますが、本当にぶれないでずっと続けてくださっていること、ありがたいと思っております。

 いろんな劇団に入って、戦争が背景にある芝居を自分も演じたり見たり、被爆や戦争のことを勉強した時に、ちょっと立派すぎた憲法だから変えようという声が上がったのか、そんな声かなって自分が想像して、ぼんやりと誰かに相談することもなく考えていたんです。最近のことです。はっきりと憲法を変えようと、悪い方へ変えようという動きが見えてきて今とっても心配しています。

 私たちは平和があるから芝居ができるんですよね。

 今年の4月と5月に「グレイクリスマス」という芝居と「泰山木の木の下で」という芝居を2本続けて上演しました。「グレイクリスマス」では一番最後に主人公が憲法を読みながら踊るんですね。なんて憲法って美しいんだろうと思いました。

 ですから、みんなにも朗読してもらいたいし、ぜひ政治家の方も発声練習と思って読んでいただきたいと思います。国会中継をよく見ますが、声のきれいな人、おなかから声が出ている人の方が聞きやすいし、説得力もあるので、ぜひお時間があったらうちの稽古場に来て発声練習をご一緒にやりましょう。

誰も排除しない党として
ライター/ニューヨーク在住 佐久間裕美子さん

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 私はニューヨークに移民として暮らし、米国で起きていることについて皆さんと共有する仕事をしてきました。

 パンデミックのさなかに、気候変動について国際社会で流通している情報と日本で理解されていることにギャップを感じ、仲間のアクティビストとともに(日本共産党に)陳情に行ったのがご縁の始まりとなって、その後もたびたびお話にお呼びいただくようになりました。田村智子委員長以下、耳を傾けてくれる政党だと感じてきました。

 第2次トランプ政権が発足し、苛烈な弾圧が起きています。その攻撃の対象は、移民、人種マイノリティー、トランスジェンダーの人々、イスラム教徒、その他多くのマイノリティー属性を持つ人々、さらには左派の政治家や政権に批判的な言論人にまで広がっています。

 そんな中、ニューヨークはブラウンの肌の色をしたイスラム教を信じる若き民主社会主義者、ゾーラン・マムダニを市長に選びました。これはある日突然起きたことではありません。街の歴史と同じぐらい長い市民運動の積み重ねと一進一退、そして数多くのニューヨーカーが参加した運動があって、大企業や経済ではなく、市民と共に立つ市長をようやく選出することができたのです。

 マムダニ市長が見たことのないような人々の連合をつくって選挙に勝てたのは、民主党のエスタブリッシュメント(主流派)が共和党の支持者を獲得するために周縁化された人々を軽視する方向にかじを切る中、誰のことも切り捨てなかったからだと私は強く信じています。

 今、日本でも排外主義やヘイトスピーチが当たり前のように横行するようになってしまいました。日本共産党の皆さんは、誰のことも排除しない政党であり続けていただきたいと心から願う次第です。

文化を守り希望の社会へ
ファッションデザイナー/パリ在住 宮白羊さん

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 日本共産党創立104周年おめでとうございます。このような大切な節目にパリからメッセージをお送りできることを大変うれしく、大変光栄に思います。

 僕はこれまでに日本共産党の皆さまとお話しする機会をいただき、またその歩みを見てきた中で、平和や民主主義だけでなく、文化や芸術をとても大切にする政党なのだなと感じ、深く共感を覚えてきました。

 フランスで暮らしていると、民主主義は当たり前のものではなく、市民一人一人の手で守られ、育てられていくものなのだなということも強く感じます。

 今、世界では戦争が続き、差別や排外主義が広がっています。そして日本でも排外主義を隠そうともしない政党が支持を広げ、政権与党による民主主義をないがしろにする姿勢を感じることも多くあります。

 民主主義と平和主義を守り抜くために、一人一人の尊厳を守り、マイノリティーを切り捨てず、多様な声に耳を傾けることが何よりも大切です。だからこそ、文化や芸術の役割はこれまで以上に大きくなっているのではないでしょうか。

 ものづくりも文化も、平和で自由な社会があってこそ育まれるものです。文化、ファッションも異なる価値観に触れ、他者を知り、理解するきっかけを与えてくれます。差別や偏見にあらがい、戦争ではなく対話を選ぶ社会を育てる力にもなると僕は強く信じています。文化は戦争を止める力があると僕は信じています。

 僕は一人のファッションデザイナーとして、服作りを通して平和や多様性、そして人の尊厳を表現し続けていきたいと思います。日本共産党の皆さまとも、それぞれの立場から文化を守り、民主主義を育み、誰もが希望を持って生きられる社会を目指して共に歩んでいけたらと思っています。

正しい理念持つ党が必要
東京大学大学院教授 本田由紀さん

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 こんにちは。

 皆さんご存じのように、自民党は以前からひどい政党だったんですけれども、高市政権になってから、もう目の前で、今国会で、ひどい法案がどんどん次々に通されていっているような状態です。

 すごく私は危機感を覚えています。私だけではないと思います。

 多くの人たちが、憲法を破壊し、皇室まで破壊し、そして戦争を実現できるような方向、そして民主主義を、日本はかなりもう(民主主義が)弱ってきてしまっている面があるんですけれども、それをさらに息の根を止めようとするようなもくろみが、今の政権のもとでは着々と進められてしまっているというひどい状態が、今本当に起きています。

 こういう状況の下では、言うまでもないんですけれども、そうではない人々の命と生活と尊厳を守り、平和と民主主義を守り、望ましい社会を実現していくという、はっきりとした方針と状況の認識を持ってくださって、今の政権の姿勢に明確に対抗してくださる党というのがどうしても必要です。

 共産党というのは、その役割を担ってきてくださった、非常に大事な党だと思っています。

 どうかこれからも、正しい理念と正しい認識というものをしっかり持っていただいて、それを実現するための行動をずっととっていっていただければと思います。