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2026年7月18日

尊厳回復 放棄させない

空襲連など救済法案巡り会見

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(写真)会見で訴える河合さん(左)=17日、東京都内

 戦争での民間人被害をなかったことにしないで―。今国会に提出中の「空襲被害者等救済法案」をめぐり、遺族らが17日、東京都内で会見しました。

 東京大空襲で家族3人を失った河合節子さん(87)は、政府が起こした戦争で被害を受けた民間人に政府は「一円の補償もせず、一言の謝罪もしていない」と発言。「この機会を逃したら民間人戦争被害はなかったことにされる」と危機感をあらわにしました。

 全国空襲被害者連絡協議会の黒岩哲彦・運営委員長は、政治路線の異なる8党会派が共同で法案提出したことは「画期的であり、心から歓迎したい」と発言。「このまま審議未了で廃案となることは絶対に避けたい」として、厚生労働委員会へ付託し、趣旨説明をするよう求めました。

 沖縄・民間戦争被害者の会の瑞慶山茂顧問弁護団長は、このまま廃案になれば「民間人被害は闇にほうむられる。人間の尊厳の回復の放棄だ」と述べました。

 法案は、アジア・太平洋戦争中の空襲や沖縄戦で被害を負った民間人に対し一時金50万円を支給するもの。超党派議連の野党議員らが8日、参院に共同提出しました。